風通しの良い職場環境が決め手
学校は工学部の材料機能工学科に入学し、材料に関する力学や組織学等を学びました。大谷製鉄を知ったのは、学校で行われた企業説明会でした。その際に社員の方から、分からないことは部署関係なく何でも聞き合える風通しの良い社風であるということを伺い、大谷製鉄に興味を持ちました。材料工学について学んでいたこともあり、鉄のメーカーである大谷製鉄で活躍の場があるのではと思い入社を決めました。また、趣味が釣りということもあり、地元新潟へのアクセスも近い富山という地でアウトドアを楽しみながら働きたいと思ったことも入社を決めた理由の一つです。私は県外出身者ですが、家賃補助等の制度面でも働きやすい環境だと感じております。
自分たちの仕事が目で見える
現在担当している業務は、製品の品質管理の推進や全社的な社内標準の管理です。出荷前の最終製品検査についても携わっており、検査業務や判定基準の設定、レビューを行っています。また、試験段階の製品についてもデータを収集するのですが、想定通りのデータが出ないときがあります。そんな時にこそ、自分が知らないことを知ることができる機会になるので面白味を感じています。また、入社するにあたって、自分の会社の製品が身近な建造物や橋梁等に使用されていることが分かりました。それらを実際に見たときに、地域の発展に貢献できている事が目で見て分かるので、やりがいを感じています。
学部関係なく組織で仕事
学校で材料学を学んでいたこともあり、現在の業務に直接的に活きているものが多いでですが、別分野での知識が必要なことも多々あります。ただ、学部関係なく、先輩方が丁寧に教えてくださるので、所属している学部学科と関係ないから活躍できないと感じる必要はないと思います。また以前、調査データを収集する際に、自分ひとりで何とかしようとした結果、期限に間に合わないということがありました。その際に、一人で解決しようとせずに、周りに相談してほしいと声をかけられ、仕事は自分一人でするのではなく、組織でするものだと実感しました。
実際に現場に行くことで新たな発見が
私の最終的な目標は、製品の検査や品質管理についての知識を深め、その分野において会社で頼れる存在となることです。そのためには実際に現場に行くことが重要だと考えており、事務所で作業しているだけでは気がつかない新たな発見があったり、現場のリアルな声も聞くことができると考えています。また、仕事をする上で、部署関係なく社内でのコミュニケーションが大事だと思っています。仕事に関する話だけでなく、プライベート(体調面等)についても相談できる職場環境ということもあり、充実した毎日を送れています。