今、日本では空前の「マラソン･ブーム」が訪れています。朝、仕事の前に、あるいは仕事が終わった後にランニングをする、いわゆる「市民ランナー」が都心を中心に増加しており、日常生活にランニングを取り入れるビジネスマンも珍しく無くなりつつあります。最近では、ここ富山県内でも、走っている人の姿をよく見掛けます。
　私も「ランニング」の魅力に惹かれた一人で、走り始めてから3年と4カ月になります。きっかけは、ダイエットと健康維持の為でした。
　それまでは、ジムに通いトレーニング等をしていても、ある程度のところで自分に満足してしまい、結果的に成果も得られないまま辞めるなど、三日坊主になりがちでした。そんな時に出会ったのが、今の自分のランニング･ツールとして欠かせなくなった、携帯電話(スマートフォン)のランニング･アプリケーションです。いろいろな機能がついており、なかなか面白いのです。例えば、手軽にルートが表示され、ペース配分もアナウンスしてくれ、これまで走った履歴もしっかり表示されます。それが自分にとって魅力的で楽しく感じるようになりました。
　アプリを使用し始めたところ、ジムの施設のランニング･マシンで走っても、精々3km〜5km程度しか走れなかったのが、日を重ねる毎に、10km以上走れるようになり、週に取り入れる回数も増えるようになり、今では月平均120kmラン、年間では約1300km以上も、走る様になりました。目標(ゴール地点)を明確にして行える事が私に合っているのかもしれません。
　その結果、ダイエットにも成功し、日常の生活の中でも身体を動かしたり出掛けたりする癖がつき、以前よりも健康的になった気がします。

ホノルルで味わう42.195ｋｍ

　また、コースによっては、素敵な景色や街並みを目で楽しめるのも魅力の一つですね。
　今年の12月には、以前から楽しみにしていた大会、市民ランナーの最高峰の大会の1つとして知られている「ホノルルマラソン」に参加します。勿論フルマラソン(42.195km)です。日本では味わえないロケーションの中で、世界各国から集まるランナーたちと一緒に大会の雰囲気を存分に感じたいと思います。
　そして、頑張って“サブ4”(マラソン用語で、4時間以内という意味)を目指すべく、本番に向けて楽しくトレーニングに励みたいと思います。