私は最近、数十年ぶりに魚釣りにハマっています。
　中学の頃にすこしだけ釣りをしていて、数年前までは子供たちと一緒に海へ行ってサビキ釣りをしていました。子供が中学生になると部活動などで家族で出かける機会が減り、自分の時間を持てるようになった為、久々にやろうかなと考えていた矢先に誘ってもらったことがきっかけです。
　そもそも釣りといってもいろいろありますが、私が今ハマっているのは“シーバス（スズキ釣り）”です。ルアー（疑似餌）フィッシングでご存じのブラックバスの釣り方に、スズキの釣り方などが似ているようで、海のバス＝シーバス（seabass）と呼ばれるようになったということです。他にも生餌を使ってやるやり方もありますが、私はルアーを使い、60�p以上の大物を狙っています（笑）。まだやり始めたばかりで釣れていませんが、大きいものは100�pを超え、時々ヒラメが釣れることもあるそうで、いつかは、と夢見ています。

目指すは大物のスズキ
　
　今回、釣りをし始めて思ったのは釣りも進化しているということです。釣る目的、種類等によって道具も違ってくるので、今回シーバス釣りをする為にロッドやリールを購入しようと釣り具店へ行ってみたのですが、道具にしても性能にしても昔とは全く違うので大変驚きました。
　スズキは淡水でも海水でも生きられる魚です。淡水と海水がまじり合った塩分の少ない汽水（きすい）部分でも釣れるので、海へ川へと、いろいろな場所へ出かけます。また、行きたいと思った時に、何時でも出かけています。先月は、夜中の12時頃から明け方7時頃まで毎週釣りに出かけていました。
　その際、一緒に行った釣り仲間が50�pのヒラメを釣り上げたのです。凄い光景が見られて感動しました。自分は釣れなかったんですけどね。狙ってはいるんですが、なかなか…。いずれは大物を釣りたい。その為には数をこなさないといけないし、いろいろ考えないといけないし難しいけど、それが面白い。簡単に釣れないからこそ面白いのではないかと思います。釣れたら更にハマるんでしょうね。
　そんな風に、釣ることにハマっていますが、食べることにはハマっていませんので、キャッチ＆リリースで、釣りを楽しんでいます。