いろいろな“〇〇の秋”という表現がされますが、大好きな秋の食材が沢山ある私としては、“食欲の秋”が自分にピッタリ！という事で、秋が旬の食材について書きたいと思います。秋の旬の食材といえば、松茸や栗、秋刀魚など、いろいろありますが、そのなかでも、私が特に大好きな秋の旬の食材は、秋刀魚とお米です。
　秋刀魚は、安価で栄養価が高いので食卓によく出ます。去年は家族と一緒に目黒のさんま祭り（※）に行きました。肉厚で脂が乗っていて、とても美味しい秋刀魚を食べることが出来ました。来場者数も2万人超と多く、網で秋刀魚を焼くあの匂いは、美味しさをさらに引き立たせてくれていると思います。
　ですが、秋刀魚の漁獲量が年々下がってきているというニュースを見ました。このニュースについて調べてみると、2つの主な要因が分かりました。1つは、海水の温度が上昇していること。2つ目は近隣諸国で秋刀魚の漁獲量が多くなったこと。
　サンマは冷たい水温を好むそうです。その為、年々海水の温度が上昇している昨今、サンマの回遊ルートが変化しているというのです。また、日本食文化の流行や、他の国の近海でサンマが採れるようになり、他の国々でのサンマの漁獲量が増加しているといいます。このままでは、秋の旬の食材である秋刀魚が、日本の近海からいなくなり、食べられなくなる日がくるのでしょうか。サンマ好きには、とても辛い事実です。来年、仕事が休みだったら、もう一度目黒のさんま祭りに行きたいと思っています。

光輝く新米は、何杯でも食べられる
　
　米どころ、富山県民としては、新米も外せませんね。“新米”と言うと皆さんは9月から10月頃に出荷されると思っている人が多いと思います。私もそうだと思っていました。調べてみると地方によってバラバラだと言うことが分かりました。一番早いのは、沖縄で6月下旬から7月初旬だそうです。富山県では、田植え後の少し稲が延びてきたくらいですから驚きです。
　新米は、水分を吸収しやすいので私の家庭では水分を少なめでご飯を炊いています。真っ白に光り輝いている新米は、それだけでも充分美味しいので、おかずがあれば何杯でも食べられます。
　秋になると美味しい旬の食材がたくさんあるので、これからも美味しい食材を食べられるように健康に気をつけながら生活していきたいです。


※目黒のさんま祭りとは…毎年9月に無料で焼きサンマがふるまわれる祭り。東京都の目黒駅周辺で開催される。平成8年にスタートし、全国的にも有名な祭りとなっている。