新年号 特別企画 3

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イルミネーションIN大谷製鉄

 毎年12月から2月まで、大谷製鉄の構内の一角がイルミネーションで彩られます。
 スタートしてから10年になり、多くの方に楽しんで頂いています。
 今回は、製作していただいている協力会社の方の思いと、見学に来てくださった社員のご家族・協力会社の方からの感想をいただきました。


社員へ…から、皆さまへ

協力会社(製作者) ハンドルネーム 山菜紀行(60代・男性)


 大谷製鉄のイルミネーションも、かれこれ10年目に突入します。
この企画は、大谷製鉄からの一言で、スタート致しました。
 「寒い冬、帰宅する社員に心から温まってもらいたい…」
 冬はどうしても、寒さも身に沁み、どんよりとした空を見ると気分も沈みがちになってしまいますが、頑張って仕事をした帰り道、ふと外に目をやると普段見慣れている筈の風景が美しくライトアップされていたら、どう思うでしょうか。
 この思いを聞いて、依頼を受けないわけにはいかないと思ったものです。ですが、通常行っている業務とは異なり、方法すらも分かりません。関係者にデザインをお願いしたり、詳しい方に話を聞いたりと手探り状態で進めてまいりました。
 毎年11月初旬から設置を始めます。今年は、雨も降らず暖かくて作業しやすかったのですが、スタートした当初は、雪が降ることもありました。気温が10度以下になると、手が悴み、高所作業もある為作業効率が極端に悪くなるので大変でした。
 備品の破損確認を9月頃から始め、補充する際に色違いの電球にしてみたり、設置の際に電線の位置を変えたりと、年々少しずつですが変化もさせています。今では、10メートルの線に110個の電球がついていて、全体として3万5000球ほどの光が会社を照らしております。
 企業が社員の為に…。その気持ちが、どんな電球よりも大きな光を放っているのではないでしょうか。今では、社員以外にも多くの方が見せてくださいとお見えになるようです。
 作業をしている者として、これほど嬉しい事はありません。これからも出来る限りのことはさせていただきたいと思っております。



イルミネーションを見に来てくれた社員のご家族から

原料部資材課 柴清隆さんのお孫さん
小学4年生 亀谷樹紀くん

 ちょうど一年前、祖父が務める会社へ、イルミネーションを見に行きました。
 あいにくの雨だったけれど、とてもきれいで、祖父は、何枚もぼく達家族の写真を撮ってくれました。みんなが笑顔で、祖父も嬉しそうでした。
 今年も楽しみにしています。



イルミネーションを見に来てくれた協力会社の方から

中央クリーニング店 
プーさん

 私は、大谷製鉄の構内で作業をしており、毎年イルミネーションの光が点灯するのを楽しみにしています。
 今年は、義父母と子供たち2人と5人で見学をさせていただきましたが、今年は特に子供たちのテンションが上がったような気がします。好きなのは、てっぺんに星がついている大きな木や、動物が何匹か可愛く並んでいる所だそうです。何かを見て、きれいだなと感じる感性が育っていることを実感でき、とても嬉しく思いました。
 製造業工場にあるとは思えないくらいの規模です。是非、お近くにお住まいの皆様も見学されてみてはいかがでしょうか?











 




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