新年号特別企画A


コロナ禍に負けず逆手に


 2020年は多くの方がコロナのために頭を抱えたのではないでしょうか。そんな「コロナ禍」を逆手に取り、この状況だからこそできることをうまく見つけて自分のために生かしたという2人の社員のエピソードをご紹介します。



できた時間でデザインソフトを勉強

管理部管理課
ゆきだるま(30代・男性)
 

 11月に当社に入社するまで、前職で埼玉県熊谷市で単身赴任をしていました。平日は帰るのが夜遅くになることがほとんど、休日もレポート作成や家事で時間が過ぎ、気付けばあっという間に一日が終わっているという生活でした。そんな中、4月に緊急事態宣言が発令され、終業時間がいくぶん早くなり、自宅にいる時間が増えました。その時間を利用し、部屋の整理整頓や大掃除に手を付けることができました。忙殺された日常から解放され、自身の生活環境の改善をすることで、新鮮な気持ちになれたのはプラスでしたね。
 また、ゴールデンウイークは県境を越えた移動を避けるため、実家には帰らず赴任先の熊谷で過ごしていました。その間、何か新しい能力を身に着けたいと思い、3次元のデザインソフトの使い方を勉強しました。これまで自分ができなかったことができるようになることは素晴らしいことで、この自粛期間は貴重な時間だったと思います。コロナによって、もちろん不便なこと、辛いことはありましたが、自身の成長に結びついたと実感しています。          




早朝の一人ドライブでリフレッシュ


営業部製品発送課
ドライビングマン(50代・男性)


 年のせいか早朝4時〜5時頃には必ず目を覚ましてしまうようになった。なんとなく布団の中で携帯をいじっているといつの間にか6時、やがて7時。何かしたい…けど、何をしよう?そうだ、早朝のドライブなら誰にも会うことなく、会話もなく一人で楽しめるのではないか、と考えた。5月に初めて4時半ごろ家を出て二上山万葉ラインに向かった。もちろんマスク、アルコールウェットティッシュは車の中に完備してある。
 160号線から上ると何十年ぶりに上る道に心躍らせながら観音様に到着。少しだけ車から降りて散策したが誰一人いない。あちらこちらからウグイスの鳴き声に癒され、伏木側に下り海岸線に向かい海を見て帰宅した。約2時間程度のドライブだったが、いい息抜きになった。次の週は五十里の山奥の道を越え氷見市の神代に出て山の中をドライブ。山の景色と田畑の緑に感動した。次の週は呉羽山まで足を延ばして山頂付近で車を止めて海側、山側が開けた展望台へ。帰りは四方のほうに向かい海岸線を走り帰宅。
 時間的に2時間、距離にして70〜80kmと短めではあったが、早朝の一人ドライブはいい気分転換となりリフレッシュになったと思う。

 

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