第6回「OTANI PRESENTS ふれいステーション」

JAZZ with ストリングス
Photo Report

(写真提供:田中広告写真)

平成19年9月8日(土) 富山県民会館 大ホール


bR
第二部、第三部


■ 第二部

 今回初めて「ユニット」ごと、ゲストとして安カ川大樹トリオをお招きしました。「生でJAZZをお聴きになる機会が少ないお客様のために、JAZZの展開の仕方を…」とのミニ講座でスタートしたステージは、前半はスタンダード・ナンバーで進行。2曲目の「Smile」は、当日リハーサルの場で打ち合わせされた新しいアレンジで演奏され、美しいフレーズと、コーラスごとのスリリングな転調とが調和して、心温まる1曲になりました。「枯葉」から続けて演奏された「Body And Soul」では、安カ川さんの特長である美しい弓弾きの音色が場内に流れ、「Strings」としてのベースの本領発揮でした。
後半は、早くして亡くなった日野元彦さんに捧げるレクイエム「Tears」、アルバム「LOCO YA!3」からアップテンポの「Complex」が演奏されました。(オリジナル曲)

堀 秀彰(Piano)

安カ川 大樹(Bass)

加納 樹麻(Drums)



2部から3部へ移るあいだに岡本さんと安ヵ川さんとのトーク

岡 本:「富山へは最近よくおいでになりますよね」
安ヵ川:「父親が砺波出身で、ご先祖のお墓が砺波にあり、昨年、25年ぶりに墓参りをしたのですが、それからずいぶん富山からお声をかけていただくようになりました。」
岡 本:「導かれるものがあったんでしょうね」
安ヵ川:「ご先祖様、ありがとうございます」



ページトップへ ▲


■第三部

 第3部は地元勢とゲストの皆さんとが入り乱れてのコラボレーションです。
1曲目はMiyaさん(フルート)、堀さん(ピアノ)、山領さん(ドラム)、岸さん(ベース)の4人による「It Could Happen To You」。確か開演前には1度もリハーサルをやっていなかったはずですが、目線のやり取りと呼吸でソロチェンジもスムーズに行なわれていきます。



 2曲目から、弦カルテットと加納さん(ドラム)、安カ川さん(ベース)が加わり、この日のためにMomoさんによって書かれた4弦アレンジで、「Someday My Prince Will Come」が演奏されました。岸さんと安カ川さんのベースの掛け合いからスタート。もちろん指揮はMomoさんです。



 この日のラスト・ナンバーは第1部出演者からMomoさん、Miyaさん、第2部から安カ川さんの3人による「Bye Bye Blackbird」です。出演者、お客様、関係者のみなさんに幸せが訪れますように、との願いを込めて演奏されました。


ページトップへ ▲


次へ