第7回「OTANI PRESENTS ふれいステーション」
I wanna JAZZ

Photo Report
写真提供:田中広告写真



■第二部

 スローバラード風のピアノ・ソロのイントロで始まった「That Old Feeling」は、イントロ最後で軽快なミディアムテンポに変わり、ビルさんの心暖まるサウンドでテーマ演奏へすすんでいきます。途中にソロで登場したテナー・サックスの神崎暁史さんは、プロも驚くと評されるテクニックで、歌心いっぱいのソロを披露。


 ビル・ワトラスさんは、食に対する”こだわり”があり、お魚と野菜が中心とのこと。特に「うなぎ」と「水」が好物。日本に来てからは毎日うなぎを召し上がっているらしく、お年の割りに、お肌がツヤツヤしていたような・・・。


 第二部の2曲目は、ビルさんフィーチャーのバラード「Theme from Chinatown」。ビルさんならではの、やわらかいサウンドはバラード曲にみごとにフィット。


「Bossa Novaの始まりの第1曲目」との説明で演奏されたアントニオ・カルロス・ジョビン作曲の「No More Blues」では、神崎暁史さん(ts)がソリストとして登場。ビル・ワトラスさんから称賛の握手を受けました。


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 「実は、もう一人、サプライズ・ヴォーカル・ゲストをお招きしています。しかもアメリカから・・・。皆さん良くご存知の方です。ではどうぞ!」
 との紹介で登場したビル・ワトラス氏。「Never Let Me Go」で歌声を披露。トロンボーン同様、やさしく心温まる歌声には癒されました。


 再び白川さんが登場し、ソウル・テイストの「Dr. Feelgood」を熱唱。落ち着いた低音から、澄んで張りのある高音まで、広い声域をフルに使って渾身の歌声を響かせました。
 途中、白川さんから予定に無かった神崎暁史さんにソロのご指名。神崎さんも、心にしみるソロフレーズでこれに応えました。


 第二部の最後は激しいサンバのリズムで「Tiger Of Sun Pedro」で締めくくります。迫力あるソロは泊孝司さん(tp)。熱い演奏でプログラムを終えて、ビルさん、思わずガッツ・ポーズ。


 全プログラムを演奏し終えて思わず頬が緩みます。お客様に感謝のご挨拶をして終りと思いきや・・・。


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