グランフォンド富山
本番当日は、小雨が降る中、1,300名の参加者が富山競輪場からスタートしました。一緒に参加した会社の仲間たち4名は、相倉集落まで行く180kmのコースに挑戦する為に先に出走しています。追いかけるようにミドルコースの私たちが出発しました。会社の前を通り、庄川を渡り、水記念公園まで庄川左岸を延々と走ります。ここで、ます寿司とバナナを頂き、ミドルコースの難関である山岳コースに入ります。寺尾温泉から山田村を越えて八尾まで、アップダウンが繰り返されます。速度は歩くのと変わらないくらいまで落ち、心拍数も上がります。それでも何とか乗り越えることが出来、八尾のエイドステーション(休憩所)に到着しました。昼食、休憩をとった後、出発の際パンクが見つかり、チューブを交換しての再出走となりました。大沢野町から岩峅寺を抜け、常願寺川を一気に下ります。そしてなんと競輪場のコースを1週させてもらい8.5時間でゴールしました。心地よい疲労感が体を包み、心は半端ない達成感で満ちました。しばらくしてロングコースの仲間たちが帰ってきて、完走の喜びを皆で分かち合いました。本当に一緒に走ってくれた仲間たちがいたからこその完走だったと思います。
|