グリーンカーテン
製造部圧延課 ハンドルネーム ヒーラー(30代・男性)
私の家では、今年初めてグリーンカーテンを造ることにしました。 「グリーンカーテン」とは、窓の外や壁面にネットを張り、ツル性の植物を這わせて、カーテンのように覆うもののことです。夏の暑さが年々厳しくなってきたと感じる昨今、どうしても冷房が入りっぱなしになってしまいがちです。 造り始めたきっかけは、いろいろな場所で、グリーンカーテンを目にする機会も増えてきた為、調べてみたことでした。 グリーンカーテンには、様々な効果があることがわかりました。 ・夏の強い直射日光を遮る目隠しの役割 ・気温がわずかに下がる役割 ・できたての新鮮な酸素が気分を爽やかにしてくれる役割 日光を遮り、気温を下げ、さらにカーテンの間を通って心地よい風が吹き込むと実際の気温より涼しく感じ、エアコンをあまり使わずに済むことから、自然のエアコンとも言われ、省エネ・節電にも貢献してくれるというのです。 ゴーヤと朝顔に決定! そんな優れもののグリーンカーテンを、何で造ろうかと家族で話し合った結果、ゴーヤと朝顔に決まり、育ててみることにしました。毎日の水やりを欠かさず行った結果、朝顔はたくさんの花が咲き、毎朝玄関のドアを開けると綺麗な花に癒されました。ゴーヤは、実った数は5個と、朝顔の咲いた花の数に比べると少ない気もしますが、初めての年にしては上出来だと、自分なりに満足しています。朝顔は観賞用としての楽しみ、またゴーヤは収穫し食べる楽しみもあり、一石二鳥とはこういうことだと実感しました。ゴーヤは、チャンプルにして、家族で美味しく頂きました。自然にも触れ合い、省エネなど環境についても無意識に考える事もでき、子供たちにとっても、よい経験になったのではないかと思っています。 秋になり、植物が枯れてきたら、我が家のグリーンカーテンも役目を終え、これからカーテンの片づけが残っています。今年のグリーンカーテンは衝動的な思い付きでしたが、最初で最後にならないよう、来年も心の癒しと夏の味覚を収穫することの楽しみを求め、造り続けたいと思います。
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