10月1日 コーヒーの日
製造部 ハンドルネーム ななしのごんべ(60代・男性)
10月1日はコーヒーの日だそうです。私はコーヒーを飲むのも、淹れるのも大好きで、職場でも一日に何度か淹れて仲間と話をしながら楽しんでいます。そもそも、私がドリップコーヒーを入れるようになったのは、数十年前、自宅近くに豆を焙煎してくれるお店が出来たことがきっかけでした。そこで購入して淹れたコーヒーがとても美味しくて、今に至ります。今でこそ、コーヒー豆を焙煎してくれるお店が増えてきたと思いますが、当時はあまりありませんでしたからね。 味の好みは個々に異なりますが、私自身は、モカが好きです。独特な酸味があると言われていますが、すっぱい訳ではないし、私好みなのです。 職場でも、ついつい多めに作って、まわりの人にも飲んでもらっています。やはり、皆さんに喜んでもらえると嬉しいものですから。 気負わずに楽しんでみよう コーヒーを淹れるにあたって、こだわりはじめたらきりがないと思います。たしかに、水の固さや温度、焙煎の仕方など美味しく淹れるポイントはありますが、私は、特にそういったことは気にせず、飲んでくれる相手の事を思ってだけ淹れています。 数十年淹れ続けて思う事は、気負わないで楽しめばよいという事です。例えば、お湯の温度は、80℃がベストと聞いて、温度計を購入するなどしなくても、ヤカンのお湯を沸騰させた後、蓋を一回開けて一呼吸してみる。いろんな豆を混ぜてみて、自分好みのコーヒーを見つけることを楽しんでみる。など、何に対してもそうだと思うのですが、気負いすぎてしまうと、長く続かないものです。 私も、失敗をしてきました。ブラジルの豆を買い、淹れ方を聞いてその通りに淹れたつもりが、濃すぎで誰も飲めなかったこともありました(笑)。しかし、その後、お湯の量を多め、豆の量を少なめと、配合を変えてみると、コクのある美味しいコーヒーを淹れる事ができました。失敗は成功のもとですよね。 コーヒーを飲んでくれる方のことを想って淹れることが、なによりの調味料です。もちろん自分に淹れるときも同じ。 頑張っている自分へのご褒美として、心をこめて淹れてみてはいかがでしょうか。