我が家のペット
製造部資材課 ハンドルネーム 金魚野郎(30代・男性)
金魚は、大変身近なお魚ですよね? 金魚すくいやホームセンターなどで誰もが小さい頃から目にしていると思います。 私は15年ほど前、「ランチュウ」という品種の金魚を一目見て気に入り、飼育を始めました。泳ぐ姿は上品で気品が感じられ、存在感もあり、強く印象に残っています。「キンギョの究極」や「泳ぐ宝石」とも言われるそうで、巷でも人気があるようです。その後いろいろな品種を育ててきましたが、我が家では現在、「更紗和金」という品種の金魚を飼育しています。なかでも三つに尾が分かれている種類のとても美しいタイプのものです。 春先まで飼育していた「ジャンボオランダ獅子頭」が病気になってしまい、大きく育てたいがために購入した、1m20pの大きな水槽が空になっているのを見ると、寂しくどうしても欲しくなってしまいました。今は、ホームセンターなどでも気軽に手に入りますが、私はブリーダーの方から購入しています。 金魚ブリーダーに挑戦! 以前私も、ブリーダーの様に、卵からの飼育に挑戦したことがありました。しかし、手間も時間もかかるため、継続するには生半可な気持ちではできません。卵はとてもデリケートなので慎重に触らなくてはいけませんし、用意する餌の手間も大変なのです。稚魚は普通の大きい餌は食べられないので、小さい稚魚にあった大きさの餌を用意します。生きたミジンコや「ブラインシュリンプ」というエビの仲間の赤ちゃんです。乾燥したものを購入し、塩水に約24時間入れて孵化させなくてはいけないので、稚魚に餌をやる前の手間もかかるのです。でも、いつか再度挑戦したいという思いはあります。 金魚を飼育するにあたっては、水の管理も重要です。本来なら青水(※1)と呼ばれている水が、金魚にとって最高の飼育水になります。しかし、管理が難しいうえ、我が家は水槽を玄関に置いていて、お客様にも見て楽しんで頂きたいという思いもあるので、私は週に一度、きれいな水に変えています。ただし水道水では、塩素など魚にとって有害な物質が含まれ、魚の排泄物などを分解してくれるバクテリアも殺してしまうので、濾過バクテリアと呼ばれる大切な細菌群がきちんと繁殖できる為のバクテリアを入れてやります。 今はまだ数センチの「更紗和金」ですが、この品種も大きくなるタイプなので、美しく大きく育ってくれるといいなと思っています。丈夫で病気に強いと聞くので、長生きしてほしいです。 帰宅後、金魚に餌をやり観賞しながら、身体を休めます。ボーっと金魚を見ながら、無になる時間も時には必要かな?笑 金魚は、品種も多く、知れば知るほど奥が深くて、飼育すれば、いろいろな魅力も発見できて楽しいです。もっと知りたくなりますよ。 ※1 青水とは、植物性プランクトンが増殖して緑色になった水のこと。金魚にとって最も生活しやすいと言われている。
金魚野郎さんのご自宅の「更紗和金」