花火大会
生産管理室 ハンドルネーム Naka(女性)
毎年8月1日は富山県最大の花火大会「北日本新聞納涼花火」が行われます。音楽と融合させた花火や、スターマイン(速射連発花火)など、3000発打ち上げられる県内でも有名な花火イベントです。この花火は、昭和20年の富山大空襲で亡くなった方の鎮魂と戦後復旧を誓う象徴として続けられているそうで、随分と長い歴史があることを実感します。 神通川で行われるこの花火大会は、我が家から見ることが出来るので、家族全員で花火を楽しむのが毎年の恒例行事となっています。家から見えるといってもほんの掌ほどの大きさしか見えませんが、それでも小さい頃は嬉しくて仕方がありませんでした。「どーん、どーん」と花火の音が聞こえはじめると、晩ごはんを食べた人から外に出て掌ほどの花火を楽しむのです。普段だったら、両親に怒られるだろうと思うのですが、8月1日だけは、慌てて晩ごはんを食べて外へ飛び出して行った様に思います。 家族と過ごす大切な時間 会場に行って見るのも迫力があって、キレイなのはわかってはいるのですが、掌サイズの花火を見て「きれいだね」と会話する家族の時間が、私にとって、とても大切で幸せな時間なのです。 年々、家族と共に過ごす時間は減ってきているように感じますが、この日だけは、昔から変わらず家族が集合します。そしてこれからも大切にしていきたいと思っています。『家族とみる花火大会』は、我が家にとって一年に一度の風物詩なのかもしれません。 友達と行く花火大会も楽しくて大好きですが、家族と見る花火もいいものです。 また、花火大会の季節がやってきました。今年の8月1日も、家族で花火を楽しみたいと思います。