8月11日が「山の日」と定められ、今年から祝日となりました。 祝日が一日増え、喜んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで社員お二人に、山にまつわる思い出などを語って頂きました。
今年初の祝日は何をしているか 営業部製品発送課 ハンドルネーム 山菜紀行(50代:男性)
8月11日は『山の日』。 「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨として平成26年に制定され、今年初めて祝日となります。 私は、今でこそ行く機会は減りましたが、以前はよく山歩きをしていました。といっても、私の場合はもっぱら日帰りで行くことの出来る県内の山専門です。牛岳山・五箇山など、富山県でも西の方(呉西と言われる)にある山はほぼ制覇したと思います。息子がまだ小学生の頃は、よく山へ行き楽しんだものです。 また登ってみようかな その後、山を歩いたり登ったりする事から山菜を取ることへシフトチェンジし、年に数回は山菜を採りに山へ行っていましたが、今ではそれもなくなり、最近はバイクを走らせてばかりいます。『マグザム』と言い、両足を前に出してゆったりと椅子に腰かけて乗るタイプで車体が重い為、山道の険しいカーブを走るには向きません。海岸沿いや一般道を走る事が多いです。 『山の日』を目の前にし、山へ行かなくなったなぁとつくづく思いました。家の物置に眠っているリュックや登山靴が泣いているかもしれませんね。せっかく登山に適したこのシーズンに『山の日』が制定され、休日となった訳です。これを機に、物置から登山グッズを出してみようかなと思います。久しぶりに、立山にでも登ってみましょうかね。
山に出掛けるから分かる山の恩恵 研究開発部鉄鋼技術課 ハンドルネーム ボーダーポスト(20代:男性)
私は、ハイキングや登山などの本格的な山の趣向ではないのですが、よく家族で近県の神社に参拝に行くことがあります。雄山神社や気多大社、白山比盗_社など、それらの神社はたいてい山中にあるものが多く、結果的に山の恩恵を良く受けることになります。自分が感じる最も大きい山の恩恵は、気分のリフレッシュという点です。 平地かつ海沿いで、周囲は主に水田という地域に住んでいる自分としては、全周囲が木々に囲まれる場というのは、結構な非日常感を感じることができる機会なのです。喧噪から離れた、木々のざわめきがうるさく思えるような環境はとても貴重で、ただ居るだけで、気が晴れる感覚を味わえます。更に木々の高さや傾斜によって、前後左右に留まらない上下の空間の広がりは、非日常感に拍車を掛けます。 また、自分が良く行く神社周辺の山々は、人の手がほぼ入っていないため、木々のスケールが大きいのが特徴です。前述した白山比盗_社の参道には、40m以上の高さを持つ老スギや大欅があり、強烈な印象を与えてくれました。 季節の変化を肌で感じる 山の魅力をもう一つ挙げると、季節によって色合いや風景が劇的に変わる点です。夏の陽射しや冬の雪など、普段の暮らしでは煩わしく思うことも、風景の彩りと考えれば、自然の恵みを感じさせてくれる要素になります。 難点を挙げるとすれば、自然そのままの環境なので、そこに生きる動植物の影響を考慮する必要があるということです。自分も経験がありますが、不用意に触れたりちょっかいを出すと、刺されたりかぶれたり、あるいは怪我をしますので。 これからの季節に山へ行く方は、そういった事も考慮した上で、服装や持ち物のチェックをお忘れなく。