念願のマイホーム
研究開発部環境技術課 ハンドルネーム 風通し(30代:男性)
10月半ばに待望の我が家が完成します。コンパクトな根城ではありますが、家族との新たな生活が待ち遠しくてしかたがありません。一生ものの大きな買い物であるために、妻の要望はもちろんのこと、快適な家づくりのための建築素材や工法および間取り、省エネ住宅、ハウスメーカー、金策など慎重に自分たちの身の丈に合ったものを悩みつつ(つい良いものに目がいきがちながら)も選定してきました。 要望を形にしてくれた業者との出会い 現在住んでいるアパートは、冬季になると窓の結露が激しく、油断しているとカビがルンルンとよろこび勇んで増殖し始めます。果たして、湿気の多い富山県に合った家とはいかなるものかと、ハウスメーカー巡りや実際の建築物の見学を繰り返してきました。結露を起こすメカニズムの説明は省略させていただきますが、結露しにくい=家の外と内側の温度差が小さい=窓や壁の断熱効果が高いということであり、富山県のハウスメーカーでは高断熱高気密住宅の研究が進んでいます。我が家は、窓ガラスを二重にしてその間に窒素を封入し断熱性を高めた窓を採用しました。値は張りますが、さらに断熱効果の高い三重真空サッシ窓などもあります。 ハウスメーカー巡りは、とても楽しめます。今は、耐震体験や新築家のバーチャル体験、工場見学なんかも出来る為、イメージが湧きやすいかもしれません。そういった経験や顧客対応および実績などから、自分たちが思い描いた家を造ってくれるハウスメーカーを選びました。 そして、工事が始まり、地鎮祭や上棟式という貴重な儀式を経て安全にかつ順調に工事が進み、期待通りの家が出来てきました。施工業者に、基礎部分に使われていた鉄筋が当社製品であることをアピールしたり、また、義父が大好きなビデオで工事の進捗を毎日撮影したりしたことも、施工業者へ適度なプレッシャーになっていたと思われます。 僕と妻の要望は、家事の動線に無駄がないこと、洗濯物を干すサンルーム、たくさんの収納スペース、アイランドキッチン、掃除がしやすいことなど、今よりも暮らしやすくなることにくわえて、将来の子育てを想像した楽しい居住空間を創造することです。5年後、10年後完成したマイホームでどんな生活を送っているだろうと想像することが、日々の活力にもなっています。 要望を形にしてくださった建築士や業者と出会えたことに感謝しつつ、マイホームの完成を楽しみにしている毎日です。