10月5日「社内報の日」
大谷製鉄社内報編集委員会
当社の社内報が創刊されたのは、2010年1月。季刊誌として年4回発行し、おかげさまで今月発行号をもって36号となります。 アットホームな社内報、社員誰もが心安らぐ“我が家”のような存在になってくれたらと願いを込めて、社内報『鉄筋くんち』と名付けました。 社内の広報ツールと言われる社内報。私たちがつくる社内報も、社員と社員、会社と社員やその家族とをつなぐコミュニケーションツールとしての色を出せるように…との思いで制作しています。社員の方が登場するほとんどのページには、所属部署やフルネームの他に顔写真の掲載もお願いし、社員の方の人となりが見え、コミュニケーションの糸口となるようなページ作りを心がけています。なかには、ご家族の方にご協力いただくページもあります。お子さんや奥様からのメッセージに胸が熱くなることも。
発刊された社内報の一部
失敗も結束力を高める強さに もうすぐ10周年を迎える『鉄筋くんち』ですが、創刊してしばらくは失敗も多く、各所にご迷惑をかけることが多くありました。事務局として関わることになった私でしたが、会議体の運営や編集能力に乏しく、各部署から選抜された編集委員の皆さんも困惑されていたと思います。 あれは忘れもしません、刷り上がった誌面に誤植が発覚し、350冊すべてに訂正シールを貼って対処したことがありました。私だけで校正作業(原稿チェック)をしていたことが原因でした。編集委員全員での原稿チェックを提案していただき、以後このようなミスはなくなりました。社内報の制作を1人で完遂するのは筋違いだと猛省し、同時に、チームの力の大きさを感じた出来事でした。 皆で考えた企画が形になったとき、社員の方の意外な一面がみえたとき、「読んだよ」と声をかけてもらったときなどは、本当にうれしいものです。以前、ご家族の方から、イラスト付きのお便りをいただき、ご家族とのつながりを感じることもできました。 面白い企画、読んでもらえるページを生み出すことに難しさは感じますが、もっと良くするための試行錯誤の作業にやりがいを感じます。人とのつながりが増え、良いものを突き詰められる、とてもありがたいお仕事だと感じています。 今後さらに、読みたい!出たい!と思ってもらえるような社内報『鉄筋くんち』を目指し、生み出すことに、より楽しさを感じながら制作していきたいと思います。
『鉄筋くんち Vol.6』に掲載しました