11月23日「ゲーム記念日」
総務部庶務課 ハンドルネーム riverbook(40代・男性)
11月23日は、『勤労感謝の日』として日本の祝日とされていますが、仕事や勉強の尊さをはっきり自覚しながら、ゆとりある遊びとしてのゲームを楽しみ、ゲームと生活との調和が感じられる日として、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会・日本アミューズメントマシン工業協会・日本SC遊園協会が、勤労感謝の日を“ゲーム記念日”としました。 アラフォー世代の私も、子供の頃(1980年代中盤)から呆れるくらいテレビゲームが大好きで夢中になりました。姉から聞いた話だと、当時同じクラスの男子同級生が話題にしているゲームの内容に聞き覚えがあったのは、弟である私が既に攻略していたからだったそうです(笑)。 次第に一人でプレイする事も多くなりましたが、中〜高校生だった1990年代中盤には、プレイヤー同士が1対1で対戦する格闘形式のゲームで盛り上がりました。これは、現在「eスポーツ」で取り扱うジャンルの花形であり、定番ともなっています。 「eスポーツ」で日本がアジア1位!? 現在大変な盛り上がりを見せている、その「eスポーツ」について、少しご紹介したいと思います。簡単にいうと、「エレクトロニックスポーツ」の略称で、コンピューターゲーム上で行われる競技のことです。現在、インターネットを通して自分と世界のプレイヤーとの通信協力・対戦が常時可能になり、パソコンやゲーム機、ゲームセンターだけではなくスマートフォンで可能なゲームの世界競技大会も開催されています。このような競技大会を総じて呼ばれるようになったのが「eスポーツ」です。 近年この「eスポーツ」は、ゲームで野球やサッカーのように興行ビジネスとして参入する企業や団体が増え、大会賞金をめぐりを勝敗を競い合う大会を催し、ようやく日本でも世界的に活躍するプレイヤーがメディアやドキュメンタリーで取り上げられるようになりました。そして本年9月に開催されたジャカルタ・アジア大会では「eスポーツ」サッカーで、日本人プレイヤーが優勝しました。 日本には世界的に有名なゲームメーカーがあるだけに「eスポーツ」も“お家芸”としての認識する方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。インフラも設備も充実している日本以外の国が凌駕しています。また、繊細で確実な操作技術に加えて、瞬間的な判断や洞察力、反射能力などを発揮して競技に挑むので、当然ながら主力選手(プレイヤー)の年齢層が大変若いのは言うまでもありません。 「ゲーム」は楽しむもの 冒頭で「ゆとりある遊びとしてのゲーム」と言われていますが、「eスポーツ」の実態は「ゆとり」とは真逆でもあります。ですがゲームを「実際にプレイする」と「鑑賞(観戦)する」とは大きな違いはあるものの、楽しみ方は人それぞれ、桜梅桃李(おうばいとうり)(※)ではないかと思います。一緒に遊ぶ人が増えれば嬉しく楽しいものです。色々プレイし、調べて白熱した対戦を見るのも楽しいものです。誰もが「遊ぶ」ことを否定せずに、オープンに楽しめる「ゲーム」であってほしいですね。 ※ 桜梅桃李とは…桜・梅・桃・李のことで、転じれそれぞれが独自の花を咲かせることを言う。