12月1日「映画の日」
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今から100年以上も遡りますが、1896年12月1日に神戸市で日本で初めて映画が一般公開されたのを記念し、日本映画連合会が12月1日を「映画の日」と制定したそうです。今では毎月1日は、1,000円で映画鑑賞できるので、誰にでも馴染み深い記念日なのではないでしょうか。私もこのサービスデーを利用してよく映画を見に行きますが、今回は12月1日の「映画の日」にちなみ私の好きな映画をご紹介したいと思います。 お気に入りの映画を何度も 2016年に公開されたアメリカ映画「ララランド」。見られた方もたくさんいると思います。監督は映画「セッション」で有名なデイミアン・チャゼル。前作「セッション」も音楽学校を舞台にした面白い作品でしたが、この「ララランド」は格別じゃないかと私は思っています。それくらい引き込まれた作品でした。 ストーリーは、一組の男女が出会いと別れの中で夢や希望、挫折を経験し、そして再会するシンプルな筋立て。そこに、この映画の最大の特徴である音楽・歌・ダンス、つまりミュージカルに主演二人の人間的魅力があいまって、過不足のない絶妙なバランスで成立しています。劇中の歌やダンスシーンは全て自然な形かつとても刺激的です。 この映画を通して受け取ることのできるメッセージは「人間賛歌」。人生は素晴らしいものであり、それは他者との間にあるもの。大切な人を失った時の喪失感や、相手のことを想うが故のやりきれない気持ちを抱えながらも、しっかりと受け入れ前に進んでいく2人が5年ぶりに再会します。その空白だった5年間を埋めるように、何とも言えない顔で2人が見つめあうラストシーンは、お気に入りです。最初は映画館で見たのですが、その後テレビ放送されたものを録画し、時間がある時に繰り返し観ています。 早いもので、あと一ヶ月で今年も終わります。そして新たな年を迎え、一日一日を過ごしていきます。「ララランド」の世界ではありませんが、希望に満ち溢れたり、時に悩んだりと右往左往しながらも、生きることの楽しさや素晴らしさを実感し、少しでも前に進んでいきたいと思っています。だからこそ、周囲への感謝の気持ちもわすれてはならないと感じでいます。 新年への決意を新たにするとともに、これからも、未知の世界へつれていってくれる映画を楽しんでいきたいです。映画「ララランド」、見ていない方は必見です!