第4回“瀬戸内国際芸術祭”開催中
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皆さんは“瀬戸内国際芸術祭”という祭典をご存知でしょうか。瀬戸内海に浮かぶ12の島と2つの港を舞台にアートが展示され、そのアートを巡るといったビックイベントです。3年に1度の開催で、2019年は、第4回目の開催となります。 私は、前回の第3回(2016年開催)に参加しました。この旅行がきっかけで、瀬戸内海に魅了され、旅行が大好きになり、美術鑑賞も更に好きになりました。開催されるイベントや、数百点の作品を全て見るには1週間程度必要だと言われています。そのくらい壮大なスケールの芸術祭であること、瀬戸内の自然、あたたかな地元の人たち…その全てが相乗効果を生み魅力を際立たせていると思います。 この祭典の会期は、春、夏、秋の3季に分けて開催されていて、私が最初に足を運んだのは春期間でした。“瀬戸内国際芸術祭”は、休島日があって観賞できない日があります。実は、前日に行く予定にしていた島がお休みだと発覚し、美術館などに入ることが出来ませんでした。ですが、その島は私が大好きな作家さんが建築された美術館や作品が数多くある島であった為、見ることが出来ない事は百も承知で向いました。休島日だと前日に知ったことも、ルート変更せずに強行でその島へ向かったところも自分らしいなと思いつつ、再度リベンジを誓いました。 リベンジした夏期間。 春のリサーチ不足という失敗を活かして、計画にたっぷりと時間をかけました。島ごとの休みを把握するために、ガイドブックに付箋を貼りまくった甲斐あって、春は1つの島しか行けなかったのが、夏は5つの島に行くことができ、短い期間でしたが、存分に魅力を味わうことができたのです! 瀬戸内の青空が私を虜に 目の前に広がる雲ひとつない青空と青い海に感動したことは、今も鮮明に覚えています。旅行中ずっと、空が灰色に濁ることなく澄んだ青空がどこまでも広がっているのです。まるで、心の中のいろんなことも洗い流してくれるようでした。この空が、瀬戸内に魅了された理由でもあります。 また、フェリーや高速船に乗ったり、民宿やドミトリーに泊まったりと初めて体験することだらけで、とても貴重な経験となりました。目的地に到着するまでに、迷子になったときも観光客や住んでいる誰かが声をかけ助けてくださり、同じ部屋に泊まることとなった外国人とは、共に食事をし「美味しいね」などと言いながら、ジェスチャーを交えて会話をするなど、人と関わる楽しさもありました。1日の全てを大好きなアートを見たり、自然を感じたりしながら過ごせるというのは、贅沢そのものでした。それ以来、瀬戸内海には3回ほど行っていますが何度行っても好きだなと思います。 そんな贅沢で素敵な時間を満喫できたおかげで、瀬戸内海と旅行が大好きになり、今は毎月1回以上のペースで旅行をするほど、旅行三昧の生活を送っていますが、そろそろ寂しくなってきている懐事情…笑。 ですが、ハマってしまった旅の魅力から離れられそうにありません。まずは、“瀬戸内国際芸術祭”秋期間には行ったことがないので、行ってみたいと思っています。 ちなみに、“瀬戸内国際芸術祭2019”の春期と夏期は終了しておりますが、秋期間は9月28日(土)〜11月4日(月)の日程で開催されます。是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
豊島(てしま) 瀬戸内海の東部、小豆島の西方3.7kmに位置する島。 小豆島(しょうどしま) 瀬戸内海・播磨灘にある島。 瀬戸大橋(せとおおはし)