ラグビー
ラグビーに限ったことではないが、それぞれポジションにあった役割があり、自分の役割をちゃんと分かって試合に臨む。
直訳すれば、「一人は皆の為に、皆は一人の為に」。全員で試合に向き合い、勝つために一人ひとりが全力で役割を果たそうとするスポーツである。それがラグビーの良さだと思う。
ラグビーでは、試合終了のことを「ノーサイド」と言う。ノーサイドの意味は、試合が終われば敵も味方もないということだ。お互いがお互いをたたえ合うという意味でつかわれており、ラグビーにおいて、ノーサイドの精神は昔から変わらず脈々と生きている。
集散とは、集まることと離れること。ラグビーは一つのボールに向かって集まり、そのプレーが終われば、すぐに散るスポーツだ。プレー中の集散の速さが、ボールの争奪戦にものをいう。会社組織でも同じで、必要に集まって話し合い、それを各部署に、スピーディーに分散し行動を起こせる組織でありたいと願っている。
これは、自分のチームにはもちろん、相手のチームを尊重することも含む。対戦相手に、審判に、観客にと関わる全てに敬意を払うという精神が宿っている。
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