新年号 特別企画

平成25年 若手社員座談会
それぞれの新たな年、新たな責任
(文責 月刊OTANI編集部)

 今回は、新年特別企画第1弾としまして、昨年4月に入社された2名と、彼らと同じ職場で働く2名の先輩を交えて、普段の仕事で思うこと、先輩・後輩との人間関係、不安や今後の目標などをざっくばらんに語っていただきました。また、各々の先輩方より激励のメッセージを頂戴しておりますので、ぜひご覧ください。

【出席者】

<平成25年4月入社社員>
圧延課 荒井康介
圧延課 土屋圭悟

<先輩社員>
圧延課 仲井翔吾
圧延課 石黒優志


■ 仕事の話は誰とする? ■

編集部: あけましておめでとうございます。新入社員のお二方は、入社されて9ヶ月経過しましたが、入社前と後とでは会社のイメージにギャップはありましたか?
荒井: イメージの違いといえば、“鉄をつくる会社”ってもっと違うイメージでした。
石黒: 肉体労働のイメージだったってこと? それは僕もありましたね。だけど、実際は作業一つ一つに手順や取り決めがあるから頭も使わなきゃいけない。
石黒優志

土屋圭吾
土屋:


それは思います。あと、恐い先輩がいるのではないかと心配していたけど、皆さんとても気にかけてくれてありがたいです。“会社”って人間関係とかで悩んだりするものかな、と思っていたけど、そんなことありませんでした。
仲井: “社会人”としては、3年目になって、仕事が生活の基盤というか、常に仕事のことを優先して考えられるようになりました。社会人としては当たり前のことですが、自分の中でちゃんと社会人としての自覚を持てているような気がします。
編集部: 先輩社員の2名の方は入社から3年近く経ちましたが、生活や心境の面で何か変化はありましたか?
石黒: そうですね。父と仕事の話をするときに、大人の仲間入りができたみたいでちょっとうれしいです。あとは、自分で働いて生活していることで、学生の時には考えもしなかった家計のことやお金のありがたみが分かりました。
荒井: 皆さん、家族と仕事の話ってしますか?
土屋: 仕事について「語りあう」ということはないけれど。配属当初、親は生活リズムの変化に僕がついていけるかを心配してくれていて、今は安心してるって言っていました
仲井: 話す機会は少なくとも親は間違いなく子供のことを心配しているからね。体調を崩さず健康なことが、親にとっては一番安心できるかもね。ところで荒井君は、ご両親と仕事についての会話は一切なし?
荒井: しないですね(きっぱり)。仕事の話は友人とすることが多い。友人とはいろんな情報交換をできるので刺激になります。


■「確実」の積み重ねが「信頼」に ■

編集部: 皆さんの働く職場の雰囲気はいかがですか?
荒井: 今、先輩に付いて、いろいろ教えていただいているけど、すべてが勉強になります。先輩はいつも冷静に対応されるので尊敬しています。
土屋: 自分からはなかなか話せない時も、先輩が“輪”のなかに入れてくれます。だから安心できるし、溶け込めやすいです。

荒井:
私は会社の野球部にも所属していて、職場を越えて、違う部署の方と交流できるのはとてもいいことだと感じています。きっと今後の仕事にも役立つと思います。
編集部: 先輩社員のお二人は?
仲井: 自分はまだまだ一人前だとは思いませんが、「頼んだよ」「期待してるよ」などの言葉をもらった時は、信頼されているのかな、と嬉しくなります。これまでは指示待ちだったけど、今は自分から行動して先輩方に楽をしていただきたいという気持ちが強くなりました。
仲井翔吾
石黒: 確かに教えてもらったことを確実にできたときや、人から頼られるときには、仕事が面白いと感じます。私はちょっと前に新しい職場に移ったので、勉強中の身ですが、前にも増して安全作業を心掛けるようになりました。

荒井康介
荒井: やりがいと言っても…達成感という意味なら正直なところ、まだ感じない。一人で一人前にできる作業がまだないから、かな。先輩について一生懸命覚えているところです。
土屋: 僕も先輩についていろんなことを覚えている最中です。早く一人前に仕事できるようになりたいです。
編集部: 責任感が強いんですね。
石黒: 彼らの働きぶりを常に見ているわけではないけれど、今は吸収の時期だと思う。悩むことがあっても安全第一を心掛けて、一つ一つ確実に作業していってほしい。あと、普段と違うことが起こったら、先輩に対処方法を聞いて、いろんなアプローチの方法を覚えてほしい。応用力をつけていければ強いと思うよ。
編集部: なるほど〜。荒井さん、土屋さんには、良いアドバイスになりました?


■仕事の充実+趣味の充実=人生の充実■

編集部: それでは、最後に皆さんの今後の目標をお聞かせください。
荒井: 仕事早く覚えて、必要な資格を取って、一人前に仕事できるようになりたい。
土屋: 僕も資格取得は頑張りたいです。あとは健康と、確実な作業を心掛けたいです。
仲井: 確実な作業を積み重ねて実績を積んで、どんな仕事も任せてもらえるように努力します。あとは『趣味の充実が人生の充実』とも思っているので、プライベートでも好きなことを思いっきりやりたいです!
土屋: おぉ、名言ですね!!
編集部: 仕事にプライベートに一生懸命な先輩たちのお話は後輩のお二人にとってモチベーションアップにつながったのではないでしょうか。2014年も皆さんにとって充実の一年となりますように願っています。

【先輩からのメッセージ】

荒井さんの先輩より

 配属当初は大人しく、自分から質問することも少なかったのですが、1ヶ月も経つと積極的に質問してくれ、意欲的に仕事に取り組んでくれるようになりました。今後も先輩達の仕事のやり方を吸収し、職場の若手ホープとして新しい知識や技術を取り入れながら活躍してくれることを期待しています。


土屋さんの先輩より

 私たちが働く職場は、流れ作業の中で各々が役割を分担し作業を行います。彼の配属当初は、その流れについていけるか少し心配でしたが、先輩方からの意見や指導をしっかりと受け止め、粘り強く仕事に取り組む姿勢も見え、今は大変頼もしく感じています。今後は、どんな作業もこなせる存在になれる様、頑張ってほしいと思います。期待しています。





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