お盆を過ぎた頃から、ちらほらと「赤とんぼ」を見受けるようになって、今年も「秋」だな〜と感じる時節になってきました。子供の頃、たくさんの赤とんぼをつかまえては、しっぽに糸を結んで遊んだことを思い出します。なぜか一匹だけというイメージはなくて、やたらとたくさんの赤とんぼを結んで飛ばしていました。

　いま考えると、ちょっとかわいそうだと思いますが、何でも「たくさん」でないと気がすまなかったようで、虫なども大量に捕まえていました。おたまじゃくしをたくさん捕まえてきて、そのまま放置し、カエルを大量発生させたり、クワガタをたくさん捕まえてきて、うっかり虫かごを開けっ放しにして家中、クワガタだらけにしたりしたこともありました。
　なんでも大量に集めることが面白くて、そのくせ、すぐ飽きて放置するような、気ままさがあったように思います。
　秋といえば、周りの稲刈りの終わった後の田んぼは、絶好の遊び場でした。当時の子供たちがみんなそうであったように、サッカーや野球に熱中したものです。始めるとつい時間を忘れ、暗くなるまで遊び呆けて、親にひっぱたかれたのは一度や二度ではありません。

今、注目の海外ドラマ『ロスト』

この性格は、今でも直っていないようで、私は推理小説が好きで、これを読み始めると、とまらなくなります。最近ではダン・ブラウン著の『ダヴィンチ・コード』上･中･下巻。映画で有名になりましたが、原作は映画と違って、イメージする面白さがあります。

　読み始めたら止められず、そのまま朝まで読み続けてしまった、というのも一度や二度ではありません。ダン・ブラウンの他の作品も読んでみたくて、引き続き『デセプション･ポイント』上･下巻も読み終えてしまいました。時間のあるときには、こうした長編を読み始めますが、あまりまとまった時間をとれない場合は、日本の作家で、赤川次郎さんの短編などを楽しみます。
　今、注目で読んでみたいのは、海外ドラマの原作の『ロスト』(米)です。
　インターネットの紹介記事によれば、「無人島に墜落してしまった飛行機に 乗っていた人たちのサバイバルドラマ。 墜落した島がなんか不思議なんです。奇跡が起きたり、巨大な化け物らしきものもいる。その他にも・・・」
　などという記事を目にしてしまうと、もう、読まずにはいられません。そういえば、最近ゆっくり読書をすることがなかったので、今年の秋は、自分にとって「読書の秋」になりそうです。でも「食欲の秋」も捨てがたいしな〜。
　よし！今年秋はおいしいものを食べ「食欲の秋」を満喫しながら、その合間に「読書の秋」をすることとしよう！