入社して一年が経ちました。当然のごとく、生活習慣はそれまでの学生生活とは全く違うスタイルになりました。大学時代の「やや夜型」から、完璧なまでの昼型に変わりました。朝、ギリギリまで寝ていて、超特急で学校へ行っていたのは、会社へ向かう今でも変わりませんが…。それでも今では目覚まし時計よりも必ずと言っていいほど早く目が覚めるようになりました。驚くことに、この時刻が設定時間の５分位前なのは、自分をほめてやりたいくらいです。もちろん二度寝はしません、したらアウトです。

　社会人になって変わってしまった残念なことは、本を読む量がかなり減ってしまったことです。私は本を読むことが大好きな子でした。主に、スラスラ読んで行ける推理小説と、生物の本を好んで読んでいました。愛読ジャンルは推理小説では特に古典的な本格ミステリで、生物は動物のかわいい写真集から遺伝学まで手当たり次第に読んでいました。
いつもすぐに本の世界に引き込まれてしまって、毎日少しずつ読むことができません。一度読み出したら最後まで読みきるか、読み疲れていつの間にか寝てしまうかどちらかです。

「お硬い」本も読まなくっちゃ

　それが現在ではほとんど読まなくなりました。全く読む時間がなくなった訳ではないけれど、個人的に仕事の勉強や資格取得のための勉強をしたり、インターネットを利用することに時間を割くことが多くなりました。
　決して本が嫌いになったり、興味を失った訳ではありません。これから社会人2年目に当たり、気持ちを切り替え、また以前のように本をむさぼりたいと思っています。ここ一年に失っていた読書タイムを、もう一度取り戻し、推理小説だけでなく、自分の仕事関連でもある、鉄に関するようなお硬い（？）本も読んでいきたいです。

　４月から新入社員が入ってくるので、先輩として迎え入れる方も恥ずかしくないように準備したいと思います。