北陸の冬といえば「雪」
技術部技術課 ハンドルネーム イエティ(20代前半・男性)
最近は寒くなってきて、朝起きて布団から出るのが億劫になってきました。こうなってくるともう「冬」だなと実感させられます。温まった布団の誘惑に抗うために毎朝奮闘されている方も少なくないのではないでしょうか? さて、冬といわれて連想するのは「雪」。富山県は、緯度で言えば地中海に浮かぶマルタ島(マルタ共和国)とほぼ同じ緯度であるにもかかわらず、豪雪地帯特措法(昭和37年)に基づいて、豪雪地帯に指定されています。 昔から冬になると雪が降るのが当たり前でした。私の小学生の頃ですと、だいたい12月中旬頃には初雪が降っていたような気がします。初雪の次の日の朝、起きて外を見ると一面銀世界。いつもと違う光景、いつもと違う“遊具”の到来にはしゃぎまわっていたものです。 この10年余り暖冬傾向が続き、あのころのように雪が積もった景色を見ておらず、少々寂しく思います。 童心に帰って雪合戦 私の記憶の中で最後に大雪が降ったのは、私の大学1年目の頃。たしか12月突入と同時に雪が降り、かなり積もった記憶があります。大学生だった私達も童心に帰り、講義後に友人たちと雪合戦をした思い出があります。 しかしそれ以降、雪が積もったという記憶はほとんどありません。県外から来た大学の後輩に「富山って雪が降って結構大変って聞いてたんですけど、富山に来てから積もった記憶ないですよ。」と言われたときには、北陸の冬、「雪で遊ぶことの醍醐味」を知らないことに驚きました。昨年は11月中旬に初雪が観測され、「おっ?このまま降り続ければ、今年のうちに積もるか?」と期待したのですが、それ以降はほとんど降らなくなり、クリスマスや年末年始も雰囲気が出ず、残念に思いました。 その反面、富山や北陸地方にお住まいの皆さんは、「雪の脅威」もご存知だと思います。大雪が降れば、毎日の除雪が大変になります。車で通勤している人にとっては、スリップなどで交通事故も増える時期なので、いっそうの注意を払わなければなりません。しかし、個人的には季節の風物詩として、久しぶりに雪がこんもりと降り積もる風景も見てみたいものです。