コレに注目!
年末の風物詩
製造部圧延課 ハンドルネーム 初オペ腹だ(20代前半・男性)
年末の風物的に言えば、私にとって今年の漢字は「痛」です。生まれて初めて手術を経験しました。世間一般でいう「盲腸」、医学的には「虫垂炎」で、その手術を「虫垂切除術」というようです。「どうってことのない例え」にも使われる簡単な手術ですが、私にとっては大きな手術に感じました。何しろ「生まれて初めて」ですから。 症状が出てから受診するまでの「痛み」、入院するまでの「痛み」、そして手術をするまでの「痛み」、手術が終了した後の「痛み」。とにかくずっと痛みの連続でした。 最初はただの腹痛だと思い、気にもせずにいたのですが、段々と右下腹部が痛くなり、歩くのも辛いほどになってきました。担当の先生の話では、「盲腸もほったらかしていると腹膜炎をおこしてひどくなる」とのこと。そのため、診察してすぐに手術を決めました。 4日間で4キロ減量 最初に手術室に入ったとき、とても寒かったのを覚えています。それと、テレビドラマで見たことのあるような、天井からまぶしく光るあのライト(無影燈)も当然ありました。 手術時間は、先生からの説明で聞いていた通り、たいしたことはなかったのですが、終わった後の傷口が、ズキズキと脈打つように痛くて、こちらは「たいしたこと」は大有りでした。 また入院生活が一番苦痛でした。といっても、痛みもさることながら、まともな食事が出てきません。最初は、流動食(少しとろみのあるもの)から始まり、固形のご飯がでてきたのは3日目からでした。そもそも病院食なので、味わうというよりは、とりあえず必要カロリーを摂取するといったところです。(笑) 4日目の朝、まだ痛みが残ってはいましたが、診察後には退院してもよいとのことで、すぐに退院してきました。 この盲腸の手術をして、もう手術なんてしたくないと思いました。仕事も一週間休む結果になり、また体重も手術をした日から比べて4キロ痩せたので、さんざんでした。 しかし今回の「痛い」経験を通して健康と美味しく食事ができるありがたさを「痛感」した結果となり、自分にとってはよい経験となりました。できればしたくなかったですが・・・。(笑)