カメラに夢中
業務部製品発送課 ハンドルネーム パシャパシャ(30代・男性)
昨年、妻の妊娠がわかり、デジタルの一眼レフカメラを購入した。日に日に大きくなる妻のおなかを撮った。2月頃から撮り始め、息子が生まれたのは7月だから、その間何枚もの写真がたまった。 いざ産まれる!となったときも、カメラ持参で妻に付き添った。今は家で息子の成長ぶりを撮影している。 それにしても今のカメラ機能はすごい。私が購入した一眼レフは「赤ちゃんモード」なる機能がついており、誕生日を設定すればカメラが自動で月齢/年齢を判断し、いつ頃に撮った写真かがすぐに分かるのだ。 離れて暮らす親には、孫の成長ぶりをメールで送る。また、撮った写真をテレビに映してスライドショーのようにみんなで観ることもできる。さらには、「デジタルフォトフレーム」まで登場しており、本格的な「データ」の時代になっていると思う。 飲み会はシャッターチャンス それからというもの、カメラを持ち歩くのが癖になった。思わぬところにシャッターチャンスが潜んでいるから、いつでも撮影できるようにしている。特に飲み会は面白い。いろんな人の様々な(意外な?)表情がみられるから。 デジタル一眼レフには数多くの機能がある。状況に合わせたモード設定があり、例えば夜景を撮りたいなら、手振れを防止するために三脚を立て、スローシャッターで撮ることがポイントになる。シャッタースピードや露出など、様々に設定を変えて撮っている。デジタル・カメラの良いところは、写真を現像しなくても、出来栄えをその場で確認できて、失敗作はすぐに削除できることだ。 最近、会社の写真サークルに加入した。今までは、自分の撮りたいものを好きなように撮っていたが、テーマを設けられてそれに合わせて撮ってみるのも面白そうだと思ったからだ。昨年11月は「秋の訪れ」というテーマだったが、買った焼き芋がちょうど家にあり、何気なく撮ってみた。今までは焼き芋をわざわざ撮るなんてしたことなかったけれど、焼き芋のおいしさを表現するのに最もふさわしいアングル、絞りは?などと、いろいろ設定を変えて何パターンか撮っていくと、いつのまにか夢中になっている自分がいた。
写真サークル'10.11月度月例会に出品された作品「焼きいも」