娘の誕生
研究開発部研究開発課 ハンドルネーム 育児パパン(30代・男性)
先日、我が家に新しい家族として第一子である愛娘が誕生しました。とても可愛く、いつも娘の写真を見ては、ついつい笑みがこぼれてしまう程の親バカになっています。 しかし、一方では妻の体調が非常に気になっています。妻は、出産後の痛みなど自身の体調不良もあり、辛くて苦しいのにも関わらず、育児のため自分の体に鞭を打って頑張ってくれています。それでも我が子が可愛く、笑顔であやしてくれていましたが、ある日「育児を少しでも辛いと思ってしまったのが悔しい。」と涙を流しました。その姿を見て、そこまで追い詰められていたのかと、切なくなりました。その時、私は「そこまで思い詰めなくても良い。愛情があればそれで良いだろう。」という言葉をかけてやることが精一杯でした。それから、妻の睡眠不足が少しでも解消できるように、体調が少しでも良好になるようにと、おむつを替えたり、ミルクをあげたり、沐浴を手伝ったりするように心がけました。今は、二人で楽しみながら育児をしており、娘がたまに出す声や笑顔に癒されています。 妻と二人三脚で子育てを こうして、実際に育児を経験して、大変さが身に染みて分かり、母は強い存在であると実感しました。そして初めて、自分の母親に「今まで育ててくれてありがとう。心にもないようなひどい言葉など発してごめんなさい。」という感謝の一文をメールで送りました。すると、母から「メールありがとう。子育てはこれからが本番です。確かにいっぱい悩んだり、苦しんだりして、辛い時もありましたが、一番大切で楽しい時間でした。貴方達も、これから同じような道を辿るのだろうけど、頑張ってください。愛娘が幸福に成長できる社会を作るため、仕事にも励んでください。」というメールが届き、胸がいっぱいになりました。 この先、どんなことが待ち受けているかわかりません。しかし、私たちの両親のように、悩んだり苦しんだり、辛いことも妻と共に乗り越え、最後には大切な時間だったと思えるよう夫婦で子育てをしていきたいと思っています。