ウインターシーズンとなり、皆さんは、スキーやスノーボードで滑りに山へ行ったり、室内でいろいろな事をして楽しんだり、それぞれの楽しみ方をされていることと思います。
　私はと言うと、この時季でも魚を釣りに海へ出ています。釣りキチに季節は関係ありません。高波の時は沖にでませんが、多少のうねりがあっても気にせずに釣りに出掛けます。先日も、職場の友人と夜に会食をした際、明日行こう！と盛り上がり、数時間後には船を出していました。今回はイカ釣りが目的です。

楽しむことを教えたい

　翌朝、6時半頃に出港し、2キロ程沖でイカリを降ろしました。そこで糸を垂らし、イカが食いついてくれるのを待ちます。7時前から大体10時頃までの約3時間楽しみ、するめいか12杯とやりイカ4杯という結果でした。まあまあの成果でしょうか。最もよく釣れた時は、針を10本つけて海の中へ降ろした1本の糸に8杯のイカを付けた事もあります。その時はさすがに引きも強く、通常は、楽をして電動リールで巻き上げるのですが、その時は電動でもなかなか引き上げることが出来ませんでした。
　また、この時季は、ヒラメやアマダイ釣りも魅力です。秋から冬場にかけて釣れるアマダイは、身に上品な脂がのっていて、非常に美味しいので、この時季が狙い時だと、勢い勇んで行っています。そのままさばいて刺身で食べたり、富山らしく昆布締めにしたりし、自分で釣った魚で晩酌をしながら至福のひとときに浸っています。
　上手にさばけないという女性社員に裁き方教室を開いてほしいと要望されたり、職場の若い子を釣りに連れて行ったりしたこともあります。針の降ろす位置を水深４０ｍ程にして、こんな風に竿をしゃくるんだよと教えてやると、上手に何匹も釣り上げていました。喜んでいる姿を見ていると、仕事の指導だけではなく、こういった楽しみを教えてやることも必要かなと思いました。
　やはり、充実した日々を送る為にも、趣味を持つ事は良い事だと思います。色々なことに興味を持って、まずはやってみること。そして何でも楽んで欲しいなと思います。