米国旅行
技術部電気課 ハンドルネーム ブックフフィールド(30代・男性)
2月に、それまで勤めていた会社を退職した際、長年休みと言う休みを取っておらず、海外には仕事以外で行った事が無い事にふと気づいた。この機会に何処か海外旅行に行こうと考えていた矢先、アンティークショップを営んでいるお幼馴染に、アメリカへ仕入れに行くのだけど同行しないかと言われ、ふたつ返事で行く事にした。2週間の予定で、ロサンゼルス空港からレンタカーを借り、カリフォルニア州〜アリゾナ州間をドライブしながらアンティークショップやフリーマーケットを巡りつつ仕入れを行ない、最後にセドナ観光する事とした。 海外に到着したら必ず聞かれるいくつかの質問の中に、入国の目的がある。ロサンゼルス空港に到着した際、“business(仕事)”ではなく、“sightseeing(観光)”と答えた時は、とても嬉しかった。 ヒヤリ、ドキリの連続もよい思い出 早速、レンタカーを借りてドライブし始めたのだが、日本の感覚で、うっかりと左側を運転してしまい、正面衝突しそうになるというヒヤリとする出来事からのスタートだった。それ以降は順調にアンティークショップやフリーマーケットを巡れていたのだが、カリフォルニア州からアリゾナ州に移動する際、カーナビが壊れて砂漠だらけの何も無い道のど真ん中で路頭に迷ってしまったのだ。慌てて地図を取出し、場所を探したが、土地が広すぎて漠然とした位置しか解らず、2人で呆然とした。1時間ほど言い合いを繰り返しながら過ごしたが、運良く予約したホテルが道沿いにある事に気づき、出発する事にした。それから4時間、不安になりながらも車を走らせ、道沿いの道路標識に泊まる予定のホテル名が確認出来た時は涙が出るほど嬉しかった。 この様に、トラブルがありながらも無事乗り切ることができ、友人の仕事も順調に済ませ、観光を楽しんで日本に帰って来ることができた。 国の土地柄や人柄が私たちとは全然違う事を感じ、この旅行を終えた。一生忘れる事のない思い出が出来たと思う。