息子と共に
製造部圧延課 ハンドルネーム:アラフォー九侍(30代・男性)
私は小さい頃から野球と共に過ごしてきた。特に、高校時代の思い出は忘れることはない。朝から晩までみっちり練習をし、遠征などで県外に出掛ける事も多く、仲間たちと共に泣き笑い合った。社会人になってからも、会社の野球部や高校時代の仲間の作るチームに所属するなど、野球とは切っても切り離せない生活をしてきた。 そんな私も親となり、今は、息子の在席する野球チームのコーチとして野球に関わらせてもらっている。子供たちは、通常は週に3回、大会前は週に4回、16時半から20時まで、3.5時間の練習をこなしている。週末には試合なども入ってくる為、生活が野球を中心に回っているといっても過言ではない。大変だと感じる時もあるだろうが、頑張っている姿や笑顔を見ると、楽しんでいることが分かり、私も嬉しく思うし、当時の自分と重なって見える。 指導者として息子と関わる 息子のチームのコーチをしていると言ったが、いざ、野球の世界に入ると、親ではない。いちコーチとして息子と関わる。息子もお父さんとして見る事はない…というか、させない。でも、それが息子との、いい距離感や関係性を保っているのではないかと思う。親と言う立場で接すると、どうしても甘えが出てしまう。他の大人や友人、先輩後輩から学ぶ事が多い事を知っているからだ。 晩秋まで少年野球の大会は、いろいろな所で行われるが、コーチをしているチームの小学6年生の大会は、先日の大会が最後だった。子供たちは、何をどんな風に感じてくれただろうか。この先、子供たちはいろいろな道に進んでいくと思うが、経験したことを糧にこれからも頑張ってほしいと願っている。 息子は卒業するが、もうしばらくコーチは続けるつもりである。指導者としてのキャリアアップを目指したいと考えている。 また、これから子供たちとの熱い日々が待っている。