9月24日「中秋の名月」
営業部製品発送課 ハンドルネーム 招副(50代・男性)
私には、お気に入りのTV番組があります。「京都人の密かな愉しみ」という、季節ごとに京都の人々の生活文化や観光地が紹介されたドラマ仕立てのドキュメンタリー番組です。京都の風景や風習など、「京都人が愛する京都」が、とても綺麗に映し出されていて、何度見ても飽きない番組だと思います。春夏秋冬と季節ごとに放送されたのですが、秋「月夜の告白」編では、月について紹介されていました。 “中秋の名月(※1)”は有名ですが、京都の方々は“後の名月(※2)”も拝むのだそうです。両方の名月を拝まないと縁起が悪いとか…。又、番組の中で、昔は日々刻々と形の変わる月を待って、月が変わるまで夜明かしをした「月待ち講」なる集いが明治期あたりまであったと紹介されていました。月をひとつ見るにしても、いろいろあるんだなぁと感じました。 一年で最も月が美しい季節到来 自分の日常では、月を拝むということよりも見る事すらありません。毎日の日常をただ忙しく過ごして家に帰宅して寝るという日々を過ごしています。 この夏は、35度を超える猛暑日が続き暑さとの戦いでしたが、これからは、日中の暑さも和らぎ過ごしやすくなってきます。そして、月が一年で最も美しく輝く季節と言われています。 番組の中では、月が綺麗に見える場所として、“大覚寺”や“大河内山荘”が紹介されていました。京都まで行くことはできませんが、せっかくの機会なので自宅の庭から夜空を眺めてみようかと思っています。 個人的な所感ですが、番組に出演されていた常盤貴子さんの和服姿が大変美しく、“大河内山荘”での名月シーンは、鮮明に記憶に残っています。もし、再放送があれば是非見て頂けたらと思います。一見の価値はありますよ(笑) ※1 中秋の名月とは、十五夜の月。陰暦8月15日の夜に見える月のこと。一年で最も美しいとされ月見をする風習がある。今年は9月24日。 ※2 後の名月とは、十三夜の月。十五夜の後に巡ってくる十三夜をさし、旧暦9月13日の夜に見える月のこと。今年は10月13日。