子育て
営業部製品発送課 ハンドルネーム N.K(20代・男性)
1人目の子供(長男)が生まれてちょうど2年が経った。寝返りができ、はいはいができ、歩けるようになり、そして言葉を何となく喋り始め…。この2年間を振り返ると、出来なかったことが出来るようになる我が子の成長に幸せを感じ、また、子供の成長スピードはとても早いなと感じる。 1歳半頃まで、夜泣きがひどく寝られない日がずっと続いて夫婦共に精神的におかしくなりそうだったが今では随分と楽になり、それも思い出だと笑っている。 最近は、会話が成立するようになり、毎日が楽しくて仕方がない。周囲の人たちの言っていることが理解できるようで、「〜分かった?」「〜出来た?」「〜する?」「〜いや?」等を質問すると、首を縦・横に振り、「うん!」「いや!」と、答えるようになってきた。大変嬉しく思うのだが、「やばい!(口に手を当てて)」と言った時は、さすがに驚いた。そんな仕草と言葉をどこで覚えてきたのだろう…。おそらく自分達、親の筈。子供は、親の言動を見て真似て学んでいく。ちょっとした行動にも気を付けていかなければと改めて痛感した。 親として子供に何ができるのか 長男が生まれてから、いろんなことを学んできた。おむつの替え方はもちろんだが、一番変わったのは自分を差し置いて子供優先の生活になっていったことだ。外食へ行くにしても子供が食べられるものを、外出するにしても子供が遊べる場所があるかどうかを探す。子供が生まれる前までは、自分のしたいことをしてきたが今はそうはいかない。子供が生まれてから、親とはそういうものだということが分かった。そういう経験をして、改めて自分を育ててくれた親に感謝することができた。時々、大変だと感じることもある。しかし、その感情に勝る経験や幸せを子供は運んでくれている。そして私たちが、親として育てられていることを実感するのだ。 今月には、2人目(長女)が産まれる。子供1人でも大変だと感じることも多く、決してゆとりがある訳ではない。正直なところ、不安もたくさんある。しかし、長男にもこれから産まれてくる長女にも、自分達が親として何ができるか、何を残してやれるかを精一杯考えていきたいと思っている。