5月19日「越中大門凧まつり」
原料部資材課 ハンドルネーム Kitopus(40代・男性)
私の住んでいる大門町では、毎年5月の第3日曜日には「越中大門凧まつり」が開催されます。凧祭りのシーズンが近づくと、大門の主要交差点には大凧が飾られ凧祭りの雰囲気を盛り上げています。 我が家の近くに旧公民館があるのですが、4月初旬あたりから、その公民館からトントン、カンカンと音が聞こえてきます。聞くと、企業凧などを作っているとのこと。児童クラブの凧作りも日曜に行われているようで、社会人になってから顔を出す事はなくなりましたが、大門町に住む人間にとっては、目に見る風景や音など、五感から“凧まつり”が近づいていることを実感するのです。 凧と友と、河川敷を走り回る 幼いころは私も学校で凧を作り凧あげ大会に参加していました。現在、越中大門凧まつりは日曜の1日だけだそうですが、私たちが小学生の頃は、土日の2日間開催しており、学校行事の一環として、学校で作った凧を持って、皆で会場まで歩いて行きました。作った凧には綺麗に上がるものもあれば、上がらないものもあり、友達と競い合ったものです。低学年の頃は、雑に作ってしまい、凧の骨組みとなっている竹ひご(竹の茎を細かく割ってつくられた細い棒)を折ってしまうこともありました。 また、自治会や児童クラブ、企業等、様々な大凧を作って競い合います。庄川の河川敷に、自治会、町内会、企業等の大凧がいくつも上がり、壮大な景色が広がります。自治会の凧を揚げる時間、企業凧を揚げる時間、子供たちが凧を揚げる時間と、しっかりと分けて時間管理されている為、誰でも自分の持っている凧を使って楽しめるのです。 凧祭りの会場となっている河川敷で夕方になるまで思い切り遊び、疲れて帰宅したのは今でも良い思い出です。 今年は、5月19日に開催されます。お時間のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。