『グランフォンド富山』
管理部管理課 ハンドルネーム 春日和(40代・男性)
5月26日。家族で富山の自転車イベント『グランフォンド富山』に参加しました。このイベントは小学校1年生からしか参加できず、昨年は息子と2人での参加でしたが、娘がこの春1年生になったのを期に、今回家族4人揃って参加しました。娘は何か月も前から参加を心待ちにしており、この日のために買い揃えた服を何度も自宅で着てはファッションショーを開催していました。今回参加したのは約50qのファミリーコースで、富山競輪場を出発し新湊大橋を渡り、海沿いを走ってゴールするというコースです。 しっかりした性格の娘は「並行して走らない」というスタッフの方の説明を忠実に守り、走る順番を「兄→自分→妻→私」と決め、少しでも順序が乱れると私たちを叱りつけていました(笑)。当日は、気温が高かったものの、心地よい風も吹いており田園地帯や海沿いのロードは大変気持ちが良かったです。 家族をゴールへ導いた兄の優しさと妹の負けん気 新湊大橋を渡り、「きときと市場」に到着後、待ちに待ったランチタイム。我が家は妻の意向で玄米食のため、息子と娘は久しぶりの真っ白いご飯と白エビの唐揚げに大喜び!二人ともどんぶりご飯をかきこんで食べていました。少々疲れていたようですが、ご飯やデザートのソフトクリームで復活したようです。 帰り道は海沿いを走るコースです。浜辺でバーベキューをする家族連れや日光浴をする外国人の姿があり、5月だというのに真夏の光景が広がっていました。子供たちは、休憩時間に浜辺で貝殻を探したり、海に浮かぶ船やヨットを見てはしゃいだりと、自転車以外でも楽しんでいました。 この海沿いのコースがやや長く、程よい風で心地よかったせいか、娘が自転車をこぎながら「眠い…」と言い出しました。疲れと満腹感で眠たくなったのでしょう。「ゴールしたら賞状とアイスが待っているよ!」と、なんとか励ましながら走りました。息子もだいぶ疲れていましたが、妹に負けまいと弱音を吐かずに頑張っていました。娘は2つ年上の兄の後ろを必死で付いていき、兄との距離が離れてしまうと悔し涙を流していましたが、それでも負けず嫌いの性格を発揮し、無事完走することができました。息子も暑い中、妹のことを気に掛け、励ましながらよく頑張っていました。私と妻には物足りないと感じるコースでしたが、自転車で一緒に走ることで子供たちの成長を感じることができ、大変うれしく感じた一日でした。