みんなでマラソン
人事労務部 ハンドルネーム RED EGG(女性)
「来年も頑張ろうね!」 そう言って解散した昨年のKNB主催のマラソン大会「いっちゃん!リレーマラソン」でしたが、今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりました。 「歩かず休まず2km」が目標 元々走ることが苦手でしたが、知人からの誘いで昨年からランニングを始めました。しかし、自他共に認めるほどの「熱しやすく冷めやすい」性格なので何かしらの目標がないとまた飽きてしまいそう…。そこで決めたのが、「いっちゃん!リレーマラソン」の参加でした。 友人・家族そのまた友人などを呼び集め、10代〜50代の男女混合15人チームを結成。半分以上が富山マラソン参加経験者や運動部出身の心強いチームです。チーム名は好きなものを英語で言おうって事で「RED EGG」。また、ノリの良いおじさんの一言をきっかけに、真っ赤な生地に金の卵をプリントしたド派手なオリジナルTシャツを作成し、一致団結?愉快なチームが完成しました。 肝心の練習はというと、最初は1km走り切るのも辛いというレベルだったのですが、何回か走るうちになんとかリレーマラソンの1週の距離と同じ約2kmを途中歩くことなくなんとか走れるようになりました。(スピードはかなり遅いのですが) 合同練習も2回程し、迎えた本番。目標は途中で歩かない事、そして少しでもタイムを縮める事。でも練習の時とは違い、坂道もあるので不安でした。
いよいよ私の走る番…辛い
リレーがスタート!メンバー一人一人が「少しでも順位を上げよう、タイムを縮めよう」と気合を入れて走っていきます。待機メンバーも応援に力を注ぎ、チームメンバーが通る度に全員大きな声で応援しながらハイタッチ!!ランナーはみんな笑顔で通り過ぎていきます。 そしていよいよ私の走る番。みんなの前を通るまでは元気よく走るぞ、と思いながらも序盤から辛い・・・。しかし、みんなの姿が見え、手を伸ばしてくれている姿を見るとスピードがあがります。応援やハイタッチをした事で力を貰う事が出来ました。 そして、最後のトンネルを抜けてからの登り坂。 「もう歩きたい」そう思っていた時に私の名前を呼ぶ声が聞こえてきました。 別のチームで参加をしていた友人でした。偶然見つけて応援してくれたそうです。応援してもらうと本当に力が入りますね。なんとか歩く事なく走りきることが出来ました。 参加して思った事は、年齢・性別がバラバラでも、また、初めて会ったメンバーだとしても、同じ目標を持つ仲間であれば関係なく一緒に楽しむことができ、また、応援をし合うことで力を分け合う事もできます。どんなに苦手な事でもやり遂げると「またやりたい!」と思わせてくれます。 数年前、大の苦手だったバスケを友人とチームを組んで練習していた時も、同じような感覚を感じ、何度もチーム練習に参加していました。団体スポーツの楽しいところはそこかもしれませんね。 ただ、タイムが練習よりも遅く、若干の悔しさが残っています。今年はそのリベンジを果たすはずだったのですがそれは叶いませんでした。そして、自粛を言い訳にランニングも休止中。しかし、リレーマラソンはいつか復活するでしょう。出来ることなら同じメンバーでお揃いのTシャツを着て走りたいです。それまでに走り込みをして力をつけなければと思う今日この頃です。