英語の勉強
原料部資材課 ハンドルネーム 大事なことは積み重ね(30代・男性)
英語なんて、プライベートでも仕事でもまず使うことはない。そんな僕が、数年前から英語の勉強を続けている。といっても、思い立ったときに5分だけのこともあれば、しっかり1時間集中する時もある。数か月間何もしないということもあるので、胸を張って「成長している!」と言える訳では、残念ながら無いのだけど。
「喋れないんだ…」 悲しくなる“顔”
もともとは“Hello” と“Thank you”くらいしか知らないくらいのかなりの低レベル。そんな僕が勉強を始めたのは、今から数年前のこと。前の仕事を辞めたばかりの僕は、時間もあったし旅行も好きだったので、タイへ初めての一人旅に行くことにした。“世界の共通言語、英語ができなきゃ苦労する”と分かってはいたけど、どうにかなるだろうと楽観的に考えていた。案の定、言葉が通じないせいで宿のチェックインに2時間もかかったし、タクシーも違う場所に行ってしまったが、ほとんどのことは実際なんとかなっていた。 現地の人や旅行者に英語で話しかけられることが何度もあった。もちろん会話は成り立たず、彼らは相手が英語が喋れないと分かると途端に相手をしなくなる。その状況でこっちから話しかけようという気にはなれず、「喋れないんだ…」という顔をされる度に「もっと英語が喋れたらよかったのに」と悲しくなった。 これが、僕が英語を喋りたいと思ったきっかけだった。 そのあとも半年くらい、東南アジアから南アジア、中東と世界をめぐる旅を続けた。心折れそうになりながらも、率先していろんな人に英語で話しかけたおかげで、なんとか会話できるくらいにはなったと思う。外国人の友達も何人かでき、今でも彼らと連絡を取り合っているが、僕の英語はまだまだつたなく、日本語で話すようにもっとスラスラ会話できたらいいなと思う。今はコロナ禍で海外旅行の予定は立てられないけど、いつか来るその時に備えて、これからも勉強を続けていきたい。