夏と言えばもちろん、「海」ですよね。（「山」の方もいると思いますが…。）漁港と海水浴場の両方がある町で生まれ育った私は、海が大好きです。夏なら泳ぐも良し、砂浜で遊ぶのも良し、バーベキューも良いですね！…なんて書くとすごくアウトドア派に思われますが(笑)、私の好きな過ごし方は、海辺を散歩することです。「え、散歩…？」と思われた方、海には癒し効果がたくさんあるんですよ。まず、視覚的効果として、海の青色には心身の興奮を鎮め、感情を抑える効果があるそうです。また、波の音は赤ちゃんが母体のなかで聞いていた胎内音に似ていることから、リラクゼーション効果があるそうです。疲れているときや、心がモヤモヤしているとき、潮風に吹かれながら歩いていると心が落ち着きます。広い海を見ていると悩んでいたことも大したことないように思えてきて、元気が出てきます。実際に海洋セラピーという療法もあるそうですよ。
　でも「夏に海なんて暑いし日焼けするし…」と思いますよね。昼間は日差しが強いので、朝や夕方の時間に行くのがおすすめです。人も比較的少ないので静かに過ごせますし、朝だとカモメが飛んでいたり、夕方だと夕焼けが綺麗だったり、その時間ならではの景色を楽しめます。

海の変化に目を向けて

　同じ富山湾でも、場所によって海の色や波の強さが異なります。海岸線をドライブすると、少しずつ海が変化していくのが分かります。コロナ禍で遠出がしづらい今、手軽なレジャーとしてもおすすめです。(魚津市の「道の駅蜃気楼」で食べられる青いソフトクリームが美味しいです！)
　最後に夏の海と言えば、“花火”。私の地元でも海上花火が行われており、海面に花火が映るのがとてもきれいです。しかし、花火大会は昨年に引き続き今年も軒並み中止になりそうで寂しいです。
　1日も早くさざ波のように穏やかな日々が戻ってほしいなぁと思います。