テニス
営業部営業3課 ハンドルネーム バックハンドスライス(60代・男性)
私のテニスとの出会いは、遡ること40年前、中学の軟式からスタート。父の転勤もあり、高校から東京。それも、中学3年の高校受験間際、最悪のタイミングで都立高校受験ができず、私立に行く羽目になった。結局入学した高校は、某大学の付属の高等部で、場所が渋谷であった。当然、同級生の約8割は、中等部から上がってくるボンボン・お嬢で、ガキの頃から硬式テニスをやっている。そこへ、入ってしまった。まったく人種も違うやつらと、テニスで競うことになった。初めは、グリップの握りから、東京弁で指南され、こっちは関西弁で、合うわけがない。半年ぐらい、今でいういじめにあった。しかし、ある時クラスで、「あいつは、大阪から来て貧乏して大変らしい」とのデマが広まった。これを期に、やたらと各家庭へのお誘いがあり、何やらボンボンどもと仲良くなる始末。当然、部活もやりながら、テニスクラブにも連れていかれる。都大会も上位の所まで勝ち上がる力はついた。 その後、上の大学へ進むが、私だけが理系だった為、大学ではテニスができなかった。途中で、インカレ出たさに名古屋の大学にセレクションを受け編入。東海地区では1の大学であったので、文句なくインカレ・学生王座戦にも毎年出場できた。ただ、関西学生とは五分五分だが、関東学生と試合すれば、猿回しの猿。それ程、関東学生とはレベルの差があった。
若者たちと気ままに
その後、社会人では、36歳迄試合に出たが、それ以降は無理であった。その後、59歳から暇ができ、今はダイエット目的だけでテニスプレー。かようなテニスとのお付き合いだが、健康管理には一役かっている。最近は、高校・大学の連中とやるのが楽しい。孫との関係のよう。ま〜気ままなものです。