8月11日は「ガンバレの日」です。1936年のベルリンオリンピックで、女子平泳ぎ200メートル決勝の時にラジオの実況中継をしていたNHKの河西アナウンサーが、先頭を泳いでいた前畑秀子選手に「前畑ガンバレ！」を連呼して日本中を沸かせた、熱い思いのこもった放送を後世に伝えるべく生まれた記念日だそうです。前畑選手はこの時日本女性初の金メダリストになったようです。
　7月23日にいよいよはじまった東京オリンピック。「ガンバレ！」と声援をたくさん送りたいところですが、コロナ禍がなかなか収まらず、スポーツ観戦の応援も「声援ではなく拍手で」と言われているようです。今年はいつものオリンピックとは違う形となるかもしれませんが、オリンピック会場では人々の声援も選手の力になると言われるので、日本の選手のみなさんに頑張ってもらえるよう、声援を送りたいところです。
　個人的に注目していたのが、白血病から闘病生活を経て復帰した水泳の池江璃花子選手。競泳女子400メートルリレーで泳ぐ姿に、テレビの前で手に汗握りながら声援を送りました。結果は予選敗退と残念なものでしたが、頑張っている選手の姿にとても感動し、勇気や元気をもらいました。富山出身の選手もさまざまな競技に出場するので、活躍を期待して、ぜひ応援したいです。

面と向かっては言わないけれど…

　中学2年生になる私の息子は、部活動で野球をしています。小学3年生から続けていますが、暑い日も寒い日も練習をして、試合のある日は休みでも早く起きて頑張っています。ケガをしたり体調を崩して運ばれたりと、なかなか心配は尽きません。私は野球の経験もないので直接アドバイスなどはできませんが、泥だらけのユニフォームの洗濯や、車での送迎、試合の応援や食事面など、親としてしっかりとサポートしてあげたいなと思っています。
　息子に面と向かって「ガンバレガンバレ」と連呼することはありません。でも、これからも心の中で「ガンバレ！」と応援しながら見守っていきたいと思います。