10月19日「イクメンの日」
製造部圧延課 ハンドルネーム 野球小僧(30代・男性)
ひと昔前は「育児は女性の役割」という考え方が当たり前で、僕の家でも同じように「父は外で稼ぎ、母は子を育てる」という感じでした。僕も「そういうものだ」と思って過ごしてきました。結婚するまでは。 今は共働き夫婦が増えてきて、世間の風潮も変わってきているように思います。うちも同様に共働きで、育児は「夫婦協力してやる」という感じです。(と言うと僕が凄く立派に育児をやっているように聞こえるかもしれませんが、全然そんなことはありませんよ!ほとんどは奥さんがやってくれていて、ただただ感謝です!) うちには6歳になる娘が一人います。わりと優柔不断な僕たち夫婦に似ず、どんなことでも即断即決。「お昼、何が食べたい?」と聞かれた時も「これ!」と一瞬でメニューを決めます。そんな娘に、平日は僕は育児らしいことはあまりできていませんが、休みの日には家族で一緒に過ごそうと心掛けています。今のご時世、どこかへ出掛けるということはなかなかできませんので、この夏は家の前に空気で膨らむプールを準備し、遊ばせることが多かったですね。
奥さんより厳しい?!
子育てするにあたって、「共感するようにしよう」と思っています。娘が言ったことに対して、何でも頭ごなしに怒るのではなく、「どうしてそう思うのか?」ということを投げかけ、娘の思いをまずは受け入れてから、僕が考えることを伝えるようにしています。 以前、ささいなことで娘に注意した時のこと。「だってあのときパパあんなことやってたやん!」と言われました。おっしゃる通り、確かに僕は娘が言った通りのことをしていました。「よく見ているなぁ!」と感心します。娘にいつも見られているから、ヘタなことはできないし言えません。言動には注意を払わなければ…と肝に銘じながら生活しています。娘は奥さんのことも良く見ているので、言うことが奥さんと一緒なんですよね。もしかしたら奥さんより僕に厳しいかもしれません(苦笑) 子供というのは本当に発想が柔軟で、ふとした言葉にハッと気付かされることが多々あります。「子育て」と言うと直接的には「子供を育てる」という意味ですが、娘と一緒にいることで「勉強させられるなぁ」ということだらけです。もしかしたら育てられているのは親の僕のほうなのかもしれませんね。 そんな娘も来年は小学生。数ある色の中から「これ!」と即決した水色のランドセルを背負って、春から毎日元気に小学校に通うのでしょう。自分がやりたいことを思う存分やりながら、元気にのびのびと成長してもらいたいものです。