場所:富山県民会館 大ホール

写真提供:田中広告写真



第1部

(曲目)

Pavane
What a Difference a Day Made (with Vocal)
Come Together (with Vocal)
Smile (with Vocal)
You are My Sunshine (with Vocal)
Song from the Old Country

 第1部は、意外な選曲でスタートです。クラシック界の作曲家、ラヴェルの曲「Pavane」を、組曲風にアレンジしてJAZZでの演奏ですが、ベース・ソロで始まり、途中からボサ・ノバに変化。このままエンディング…と思いきや、ピアノ・トリオのスロー・テンポに表情を変えました。美しい叙情的な演奏から一気にテンポ・アップし、スイング感あふれる演奏で、さすがに地元実力派の皆さん。

安部誠彦さん(Piano) 岡本勝之さん(リーダー、Bass)


中谷浩一さん(Alto Saxofone) 川北隆博さん(Drums)



2曲目からヴォーカルの白川ミエさんが加わり、一層パワーの増した歌声を披露。スイング感あふれて、体中からビート感がほとばしるような歌声は、お客様の身体を揺らします。アップテンポ、バラードなどを織り交ぜて、4曲を熱唱しました。


今回の白川さんの曲は、ジャズのスタンダード・ナンバーだけでなく、ビートルズ・ナンバーやチャップリンの映画主題歌などポピュラー・ソングを盛り込み、このユニットのために特別にアレンジ。




インタビュー・コーナーです。司会はおなじみ、垣田文子さん。
垣田「岡本さんは、白川さんとはずいぶん長い、音のお付き合いと伺いましたが?」
岡本「何がきっかけだったかは、余り記憶がないのですが、気が付いたら、仲良く演奏活動をやっていました。音が出て演奏が始まったら、言葉は要らないですから。いつの間にか、人生の半分くらいのお付き合いになりました。」

白川「学生時代から活動を始めたんですが、当時から今に到るまで、大尊敬しています」


5曲目の「You Are My Sunshine」では、お客様から手拍子も出て、大盛り上がりです。ジャズの超有名曲だけあって、会場が一つになってビートを刻みました。



 第1部の最後はドン・ピューレン作曲の「Song From The Old Country」です。軽快なラテンビートでスタートしましたが、次第に熱気を帯び、会場も演奏者の熱気に飲み込まれるようにエキサイトしていきます。激しいビートで1部を締めくくり、喝采を浴びました。



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