コレに注目!
圧延課 ハンドルネーム キッズ・ヒーロー
11月行事と言えば「七五三」。男の子は数え年で3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に、子どもたちの成長をお祝いする行事だそうです。我が家の子ども二人も、数え年で昨年、七五三を迎える年となりました。 お祝いに撮影した写真には、ちょっと晴れがましく、凛々しくて緊張気味の表情の子どもたちが写っています。写真(下)を見ていると、生まれてからこれまでの、いろいろな出来事がよみがえってきます。
我が家の子どもは、二人とも男の子で、上の子が平成14年1月6日、体重3594g、下の子が平成16年8月3日、体重なんと4152gと大きな赤ちゃんでした。 上の子は最初の子とあって、先生に「お父さん、元気な男の子どもさんですよ、抱っこしてあげてください」といわれても、「こわれ物」のように思えて、恐くてなかなか抱っこできませんでした。ようやく恐る恐る抱っこできるようになると、3kg余りとは言え、もっと重く感じたものです。 下の子は二人目でもあり、生まれてすぐ抱っこはできましたが、さすがに4kg以上となると、ずっしりと重く、とても生まれたばかりとは思えない感覚でした。 病院から出社した事も 上の子は当初身体が弱く、よく風邪をこじらせて病院のお世話になり、また、急激な発熱で熱性痙攣をおこし、意識が無くなり救急車で病院へ搬送されたこともありました。 入院中は家内が付きっきりで看病していましたが、私もなるべく子供の傍にいたかったので、病院から会社、会社から病院ということも何度かありました。病院から会社へ行くとき、ベットの上の子供が泣きながら「一緒にいたいから行くな」とグズるのをなだめて出かけるのに苦労したこともありました。 その子供たちも大きくなるにつれて身体が丈夫になり、いまでは風邪ひとつ引かず、毎日元気に幼稚園に通っています。勤務上夜勤が多いため、毎日子供たちと話す機会はありませんが、私が休みの日は、待ち構えていたかのように、二人して幼稚園の友達のこと、先生のこと、行事のことなど、毎日の出来事を一方的に話してくれます。 幼稚園で先生から「将来なりたいものは何?」と聞かれたとき、上の子どもは消防士、下の子どもは、お医者さんと答えたそうです。 私はもっと、テレビ番組のヒーロー「○○レンジャー」や、アニメの主人公のようなものになりたがっているのでは、と思っていましたが、結構、現実的なのに驚きました。 生まれてからようやくここまで育ってくれた、という感謝と、これから先、健康で、そして自分達の夢に向って、のびのびと育ってほしいと願うばかりです。「七五三」という行事の、絶妙なタイミングには、昔の人たちの、素朴な思いや知恵を感じ、感心しています。