花粉症の季節
営業課 ハンドルネーム 美目秀子
日本でいつ頃から発生したかは知りませんが、1960年代にはすでに症例が報告されていたそうです。日本国民の15%以上が発症といわれていますから、症状というより「風物」のように思えてきます。 そう、「花粉症」!!!ブタクサ、カモガヤ、スギ、ヨモギなどの花粉が原因物質とされていますが、そんな植物は昔からあるはずなのに、なぜ最近になって…。 目、鼻、喉、皮膚など、人によって症状の出る部位はさまざま。今や、一般的なものや職業性の特殊なものを含めて60〜80種類との説も。 いよいよその季節がやってきました。 「そんな他人事みたいに言わないで!」との声が聞こえてきそうですが、もちろん「他人事」ではありません。あっ、いや「ありませんでした」。 スギの季節の少し後に 私の場合は眼に症状が現れました。小学生から中学を卒業するくらいまで、症状が出始めると毎日、眼の洗浄のために眼科に通う毎日。薬は目薬と飲み薬。目薬も3種類あり、1本さしてから5分ほど空けてまた一種類と次から次でした。これが朝、昼、夕、夜と日に4回ですから子ども心に「どうして私ばかり…」とイヤになりました。 というのも私の花粉症は、どうもヒノキの花粉が原因らしく、最も騒がれる「スギ花粉」の飛ぶ季節と少しずれて、4月〜5月が最もひどいので、余計に目立ちました。 眼は真っ赤に充血し、あまりの凄さに先生から「早退して目医者さんに行きなさい」と言われるくらいでした。 やがて高校生になり、体力がついてきたせいか、体質が変わったのか、コンタクト・レンズを使うようになった頃から花粉症の症状が出なくなりました。 花粉症の自然治癒率については、確立した知見はないそうですが、おおむね1〜2割と言われるそうです。 その1〜2割の中に入ったのか、あるいはお医者さんに通院した成果なのかはわかりませんが、「花粉症は治ることがある」。 でも治った理由がヒノキの木が少なくなったことによるものだとしたら、環境的にはどうなんでしょうね?