仲間と温泉行のすすめ
製品発送課 ハンドルネーム 鬼瓦権蔵
私には、幼なじみで同級生の親友が2人います。50年来の知り合いなので、たまに会っては、愚にもつかない話でもりあがったり、悪態を付き合ったりしています。会うと必ず出る話題は学生時代の部活の話。また小さい頃の面白い遊びなど、話に花が咲き、止らなくなります。 ずっと3人で会っているうちに、8年前のこと、すでにお互い子供たちも独立して手を離れている事もあって、カミさんぐるみ三夫婦で温泉にでも行って、ゆっくりしようという話しになり、近くの温泉で毎年、三夫婦で一泊するようになりました。 美味しい料理を食べ、ゆっくりと夜景を見ながら風呂に入り、語り合い、楽しい夜はあっという間に時間が過ぎていきます。ささやかでありますが、奥さん孝行ができて、ちょっと幸せな気持ちです。 普段、よく会っていて、あらためて話すこともなさそうですが、ここ数年はやはりお互いの健康の話題が多くなってきました。 50代もいよいよ後半 長い人生の間にはいろんなことがあります。 私の人生も例外でなく、山あり谷ありのでこぼこ人生でした。病気もしました。また、数年前に以前務めていた会社を辞めました。そうしたとき、やはり力になって励ましてくれたり心配してくれたのは、この親友たちでした。 ところが昨年、今度はその友人がリストラにあってしまい、その上病気にかかってしまいました。仲間同士で励ましあって、回復を祈っていましたが、おかげさまで今は順調に治って元気になり、今年の温泉旅行には、また全員で集まることが出来ました。 皆それぞれ年を取るにつれ、気をつけていても病気になるときもあります。50代もいよいよ後半に入る年齢になってくると、やはり頼りになるのは人生の相方。妻はもちろんですが、このような親友たちも、まぎれもなく人生の相方にほかなりません。こうした友がいてくれる幸せをつくづく感じています。 健康で出会えることが一番嬉しく、毎年「来年も健康で集まろう」と約束をして分かれます。