12月21日は遠距離恋愛の日
製品発送課 ハンドルネーム 北斗の漢(30代前半)
12月21日は「遠距離恋愛の日」なのだそうだ。なぜかというと、「1221」の両側の1が1人を、中の2が近づいた2人を表しているからだそうだ。恋愛経験豊富(?)な私も、実はかつて遠距離恋愛をしていたことがあるが、やはり2人の距離が遠すぎたのが問題だったのか、結局うまくはいかなかった。若き日の苦い思い出である。 私が知る中で最も遠距離でありながら、しかし、これからも関係が永遠に続くカップルといえば「織姫」と「彦星」だ。七夕伝説の中では、年に一度7月7日に天の川にカササギの群れによって橋が架かり、ふたりは会うことができる。とてもロマンチックなお話であるが、実際のふたりの距離はおよそ14.8光年。そんな遠い距離に置かれたふたりを考えるとちょっとかわいそうな気がする。 私は以前勤めていた仕事の関係もあり、ときどき立山青少年自然の家で、訪れた小学生などに星についてガイドするボランティアをしている。夏には「織姫」と「彦星」の七夕の話をしたり、天体望遠鏡を使って星を観察させたりしている。仕事帰りに行くこともあるが、子どもたちが星を見て目を輝かせている様子をみると仕事の疲れも忘れ、とてもやりがいを感じる。 今月、「ふたご座流星群」が 冬のこの時期、空気が澄んでいて晴れた日には、星がとても美しい。12月5日頃から20日頃にかけては「ふたご座流星群」が出現し、14日前後にもっとも活動が活発になる。その名の通り流星が群れとなってみることができ、天候などの条件が良ければ、1時間に20〜30個は観察できるのではないだろうか。できるだけ空がひらけた場所に寝転んで眺めているだけで、大規模な天体ショーが楽しめる。ただし今の時期は寒いので、十分な防寒対策をお忘れなく。 今年の12月14日は休日である。もし遠距離恋愛中の方がいれば、その日の夜は久しぶりに恋人と会い、ロマンチックな星空デートはいかがだろうか。独り身の方も、願い事をたくさん用意して星空観察をするのもおすすめだ。