コレに注目! ウィンタースポーツで冬を満喫
技術部敷設課常昼勤 ハンドルネーム 遅咲きスキーヤー(30代半ば)
私は、28歳で初めてスキーというスポーツを経験しました。それまでは、ウィンタースポーツという存在自体に苦手意識を持っていましたが、たまたまスキーのインストラクターの資格を持つ友人がいて、多少強引に誘われてスキー場に行ったわけです。これがスキーとの出会いです。 スキーと言っても、私が始めたのはファンスキー(スキーボード)で、一般的にはストックを持たずに滑ります。もちろん最初は思い通りにはいきませんでした。転んでも立ち上がれない、立っていることすらできません。予想していたとはいえ、ショックでした。自分には向いていないと即座に思いましたが、一生懸命教えてくれる友人の気持ちに応えたいと思い、無我夢中で足の痛みも忘れるくらいに取り組みました。 ようやく少しは滑れるようになり、止まる事や正しい転び方を身につけた私は、リフト、ゴンドラにも乗ることになりました。リフトからの眺めは、初体験の私の心を非常に不安にさせました。ついに頂上に到着し、そこから滑るしかない事態になった私の恐怖感と言ったら!友人に「ゆっくりおりよう」と声をかけられ、ゆっくりゆっくり、恐る恐る滑り降りました。何とか転ぶことなく一番下までたどり着くことができ、「やったー」という、それこそ味わったことのない達成感を味わうことができました。 家族で楽しめる冬のイベントに その日からというもの、すっかりスキーにのめりこむようになり、県内外のスキー場に毎週のように出かけるようになりました。それから数シーズン毎年冬になれば、スキー、スキー、スキーで、今ではプロ並み…となればよいのですが、それでも楽しんでやれるくらいになり、私の冬の趣味となりました。 結婚し子供が生まれた頃は、子育てが忙しくなかなか思うようにスキー場には行けない年が続きました。しかし、ようやく今年あたりはスキー場に復帰できそうです。今年は2人の子供も連れて、まずはソリや長靴スキーから始めさせてみようかと今から楽しみにしています。なにぶん子供たちは初めてのため、雪と戯れる喜び、楽しさを感じてくれればいいな、というのが親としての思いです。 今や家族でスキー場に出かける、という独身時代とは違う楽しみができたわけです。あの時、友人がスキーに誘ってくれたおかげで、今、冬に家族で楽しめるイベントがひとつ増えているわけです。かなり遅いスキーとの出会いでしたが、寒さに弱い私の人生に、アクセントを加えたと言っても過言ではありません。