3月6日は「弟の日」
製造部圧延課 ハンドルネーム 父子草(30代前半・男性)
私は2人兄弟で、兄弟とはとてもいいものだと思っています。 弟であった私は幼いころ、兄と同じ遊び・同じ格好をし、悪いことをすれば一緒に怒られ、何をするにも兄弟一緒でした。兄のやることは何でも格好良いと思っていましたし、兄は私の出来ないことを何でも出来るので、すごくうらやましく思っていました。私が兄より先に出来ることはありませんでした。そして、ケンカをすればいつも兄に泣かされて、兄に勝つことが出来ませんでしたが、今となればいい思い出です。 今、お互い大人になり別々に住むようになって会う機会も少なくなってきましたが、お盆やお正月には実家に集まり家族みんなでお酒を飲んでいると、あらためて兄弟とはかけがえのないものだなと思います。 長男がお兄ちゃんに 「弟」といえば、もうすぐ一大イベントがあります。今春、我が家の第2子が誕生予定なのですが、検診の結果、「男の子」と判明し、2歳の長男にとって「弟」が誕生するのです。 ただ、そんな長男も、私も、乗り越えないといけない大きな壁があります。それは、妻が入院している間、実家にお世話になる長男の「お泊り」です。日中、実家の祖父母と過ごすことはあるのですが、「お泊り」は未経験。私が夜勤で居ない間、祖父母を困らせる事があったらどうしようかと不安なのです。 そこで、「お泊り練習」をすることにしましたが、息子は私が実家の親に相談しているのを聞くと、面白くないことが起ころうとしているのが分かるようなのです。妊娠中から“赤ちゃんがえり”をすることがあると聞いたことがあったので、一時期夜泣きがあったときは心配していました。しかし今では、妻のお腹に「お兄ちゃんだよー」と声を掛けたり、絵本を読んであげていたりしています。そんな微笑ましい姿を見ていると、弟の誕生を楽しみにしてくれているのがわかります。 私の兄もこうやって、私の誕生を待ち望んでくれていたのでしょうか。息子も可愛い子分…、いや、可愛い弟のために「お泊り練習」を頑張ってくれるでしょう! お泊り練習実行日はもう目前です。そして、弟誕生も「あっ」と言う間にやってきます。ときにはケンカもするでしょうが、兄弟が仲良く遊ぶ様子の見られる日はもうすぐです!家族みんなが、弟の誕生を心待ちにしています。