“旅立ちの日”にという合唱曲をご存知ですか？昨年、月刊OTANI3月号の[コレに注目！]で野球小僧さんも紹介していらっしゃいますが、私も中学校の卒業式で、卒業生の歌として歌いました。
　卒業式前に卒業生全員で合唱練習をするのですが、まだ卒業式まで日がある頃は、ふざけてあまり真剣に歌わない生徒もちらほらいて、なかなかまとまりませんでした。ですが、卒業式間近になると、みんなが歌に真剣になりだす様子がわかるのです。
　それは、卒業の実感がわき、感情が高ぶるからでもありますが、この歌の歌詞・メロディーがとても魅力的だからという理由も大部分を占めていると思います。歌っていて気持ちがいいし、歌詞が卒業生の気持ちをうまく代弁していて、「みんなに聴いてほしい」という気分になるのです。10年近く経った今でも、前奏のピアノの音色を思い出すだけで、思わず目頭が熱くなります。
　3月、全国各地の小中学校の卒業式でこの歌が歌われることと思います。

<ページ先頭へ>