6月12日、育児の日に思う
技術部技術課 ハンドルネーム 子育て奮闘父(30代前半・男性)
現在、私には2歳の息子がいる。育ち盛りの息子を見て、子供の成長は早いものだとしみじみ思う。 最近では、家族の言うことが分かるようで、それに対する答えも成り立っており、一応の会話になっている。また、音程、テンポは滅茶苦茶だが、TV番組の歌を一曲まるまる歌えるようになった。 よくできた時は褒める。褒めすぎにならないようには注意をするものの、内心は親である自分が一番うれしく思っている。 何事もバランスが大事 反面、自我の芽生えか、言うことをきかないことが増えてきた。「三つ子の魂百まで」とことわざにもあるように、今が子育ての大事な時だ。とくに食に関することはきちんとしつけたい。 夕食時、ご飯を半分ぐらい食べると、食事に飽きた様子で、食事中の私の体にしがみつき、よじ登ろうとする。小さなフリークライマー気取りだ!またあるときは、お気に入りのミニカーに手を伸ばす。後は椅子から降りて、床の上で大好きな“ブーブー遊び”。ミニカーの運転も非常に荒く、時には悲惨な交通事故の目撃者となる。 あまり、声を荒げて怒ることに慣れていない私が自分を奮い立たせて敢えて叱る。構わず、強引な無謀運転を続ける息子。しばらく様子を見て、言うことをきかないようであれば、強い口調とともに席を立ってみる。息子は稲妻に打たれたかのように立ち上がり、私から遠ざかるように“お母さん”の後ろに一目散に猛ダッシュ。(去年の運動会でのかけっこはビリだったが、今年は期待できそう!)その姿が実にユーモラスで可愛らしく、ついつい頬を緩めそうになる。父として毅然な態度をとるのも、一苦労である。 「褒めて伸ばす」のも分かるが、それだけやればいいという問題でもない。褒めすぎてもダメ。叱りすぎてもダメ。そのバランスがすごく難しい。私の父も、きっと、ちょうど今の私ぐらいの時に同じような悩みを抱えていたことだろう。父親としての苦労がわかり、父に感謝。 子育ては始まったばかり。子供に父親として育てられている面もある。まだまだ先は長いが子供と楽しみながら、一緒に成長していこう。