ドライブ好きが昂じて
製造部製鋼課 ハンドルネーム タフ・ドライバー(10代後半・男性)
僕の趣味はドライブです。僕にとってドライブは、癒しであり、楽しみの時間です。車を運転していると、嫌なことも忘れることができますし、綺麗な景色を発見すると、とても良い気分になります。なので、長期の休みになると必ず県外に遊びに行っています。 昨年1年間では、東京、長野、山梨、愛知に行きました。特に、東京には3度ほどドライブに行ってきました。 初めて東京に行くことになったのは、昨年のお盆休みです。夜、富山出身で東京在住の友人に電話をすると、なんでも、お盆中に帰省するとのこと。 「東京まで迎えに来てくれるんやろ?」 調子の良い友人は、ふざけてこんなことを言い始めました。私は、その発言が冗談だと承知しながらも、 「わかった。いまから行くよ。」 と答え、電話を切りました。 その後、本当に驚かせてやろう、と俄然やる気が出た私は、短時間で身支度をし、車に乗り込み家を後にしました。確か、夜8時過ぎのことです。 地に足つくことなくUターン 出発したものの、車で東京に行くのは初めて。頼みの綱は、“カーナビ”です。友達が住んでいる「池袋」に設定をすると、到着予定時間は真夜中でした。気が遠くなりましたが、なるべくお金をかけずに済むよう、長野までは下道を使って行きました。夜だったので交通量が少なくて助かりましたが、眠い目をこすりながら、ただ友人を驚かせたい一心で、東京まで向かいました。 池袋に着いたのは、夜中の3時。友人宅のチャイムを鳴らすと、出てきた友人は僕の顔を見て、案の定とても驚いていました。道中「今、どこどこだよ」と連絡は取り合っていましたが、どこか半信半疑でいたのでしょう。 そして休む間もなく、友人を車に乗せて来た道を引き返しました。気が付けば、僕の初めての東京旅行は、地に足をつけることもなく終わりました。「若気の至り」とはまさにこのことです。あれほど悔いの残ることはありませんでした(笑) 友達と遊ぶときにはほとんど僕が運転手をするので、ガソリン代には毎月頭をかかえています。けれど、運転好きは今も変わりません。あまり無茶をしないように、今後もドライブを楽しみたいと思います。